じゅく‐ばん【熟蕃】
1 教化され、帰順した原住の人々。⇔生蕃(せいばん)。 2 第二次大戦前の日本統治時代、台湾の高山族(高砂族)のうち、漢民族に同化していたものをさして用いた語。
じゅにん‐こく【受任国】
第一次大戦後、国際連盟の委任を受けて委任統治地域の統治を行った国。国際連合の信託統治国に相当。
ジュネーブ‐かいぎ【ジュネーブ会議】
1863〜1864年、赤十字社創立者アンリ=デュナンの提唱で、戦地の傷病者救護に関して開かれた国際会議。
第一次大戦後、ジュネーブで開かれた軍縮会議。→ジュネーブ軍縮会議
1954年、イ...
じゆう‐せかい【自由世界】
第二次大戦後、資本主義諸国が、社会主義諸国に対して自らの陣営に所属する諸国を総括した名称。自由主義世界。自由主義陣営。
じゆう‐ばし【自由橋】
《Szabadság híd》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川に架かる橋。西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結び、エルジェーベト橋の南側に位置する。1896年、ハンガリー王国の建国10...
じゆう‐フランス【自由フランス】
第二次大戦中、フランスがナチスドイツに占領された際、ド=ゴールがロンドンで樹立した亡命政権。フランス国内のレジスタンス運動を国外から支援する一方、自由フランス軍を結成し、アフリカで枢軸国やフラン...
じゆうへのみち【自由への道】
《原題、(フランス)Les Chemins de la Liberté》サルトルによる長編小説。1945年に第1巻「分別ざかり」と第2巻「猶予」、1949年に第3巻「魂の中の死」を刊行。第4巻「...
じょう‐じゅつ【杖術】
杖(つえ)をもって敵を制する武術。江戸初期に創始され、代表的流派としては、神道夢想流・東軍流・源氏天流などがある。第二次大戦後は杖道(じょうどう)と呼ぶ。
じょうほう‐きょく【情報局】
《「内閣情報局」の略》昭和15年(1940)に設置され、第二次大戦中、情報の収集・宣伝・言論統制などにあたった中央情報機関。同20年廃止。
ジョグジャカルタ【Yogyakarta】
インドネシア、ジャワ島中部の商業都市。ムラピ山南麓の平野に位置する。18世紀イスラム土侯国のマタラム王国の首都。銀細工・バティック(ジャワ更紗(サラサ))を産する。第二次大戦後の一時期、首都が置...