かかん‐の‐げん【河漢の言】
《「荘子」逍遥遊から。天の川は遠い空にあるところから》漠然として取り留めもない言葉。
かささぎ‐の‐はし【鵲の橋】
1 七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星が会うとき、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。鵲橋(じゃっきょう)。烏鵲橋(うじゃくきょう)。《...
かじ【舵/梶/楫/檝】
1 (舵)船の進行方向を定める装置。板状で、多くは船尾に取り付けられる。 2 (舵)飛行機・グライダーの方向舵(ほうこうだ)。 3 「梶棒」に同じ。 4 水をかいて船をこぎ進める道具。櫓(ろ)や...
かじ‐の‐は【梶の葉】
1 カジノキの葉。昔、七夕の祭りに、歌などをこの葉7枚に書いて手向ける風習があった。《季 秋》「—を朗詠集のしをりかな/蕪村」「天の川と渡る舟の—に思ふことをも書き付くるかな」〈後拾遺・秋上〉 ...
かり‐くら・す【狩り暮らす】
[動サ四]狩猟をして1日を送る。「—・し織女(たなばたつめ)に宿借らむ天の川原に我はきにけり」〈古今・羇旅〉
かん【漢】
[音]カン(呉)(漢) [学習漢字]3年 1 中国の川の名。「漢水」 2 古代中国の王朝名。「後漢(ごかん)・後漢(こうかん)」 3 中国・中国語・中国人の称。「漢語・漢詩・漢字・漢籍・漢文・漢...
かん‐てん【漢天】
天の川のかかって見える空。「—既にひらきて、雲東嶺にたなびき」〈平家・七〉
ぎん‐い【銀緯】
銀河座標での緯度。天の川を通る銀河面を零度とし、そこからの角距離で表す。
ぎん‐かん【銀漢】
天の川。銀河。天漢。《季 秋》
ぎん‐が【銀河】
1 天の川。地球上から見たときの銀河系。天漢。銀漢。《季 秋》 2 銀河系と同等の規模をもつ無数の恒星や星間物質からなる集合体。形から、渦巻き銀河・棒渦巻き銀河・楕円銀河・不規則銀河などに分類さ...