こく‐さく【告朔/視告朔】
1 ⇒こうさく(視告朔) 2 古代中国で、諸侯が天子から受けた新しい年の暦を祖先の廟(びょう)に納め、毎月1日に羊を供えて廟に告げ、その月の暦を国内に施行したこと。
こく‐しゅ【国主】
1 一国の君主。国王。天子。 2 「国主大名」の略。
こく‐も【国母】
1 天子の母。皇太后。こくぼ。 2 《国民の母の意から》皇后。こくぼ。
こっ‐か【轂下】
《輦轂(れんこく)の下(もと)の意から》天子のひざもと。宮城のある地。帝都。首都。輦下(れんか)。
こっ‐きゅう【国舅】
天子・国王の外戚。「帝大いに怒れども、元勲—たるを以って誅する能(あた)わず」〈露伴・運命〉
こと‐かき【事欠き】
1 ある物が不足したり欠如したりしていること。また、物がなくて不自由すること。「昔は天子も諸侯も師匠といふ者あり。今はなし。…これそ—の第一なるべきか」〈仮・清水物語〉 2 間に合わせ。「夜半油...
こ‐ふ【虎符】
古代中国で、虎の形につくった銅製の割符。参戦する将軍が兵を徴発する時の証明として天子から与えられた。銅虎符。
こ‐めい【顧命】
1 天子などが臨終の際に発する命令。 2 恩情のこもった命令。
こ‐りょう【古陵】
《「陵」は天子の墓》古代の天子の墓。古いみささぎ。
こん‐え【袞衣】
《「袞竜(こんりょう)の御衣(ぎょい)」の略》天子の礼服。こんい。「—の御袖を御顔に押当てさせ御座(おはしま)せば」〈太平記・二三〉