し‐そん【至尊】
1 この上なくとうといこと。また、そのもの。「人生を万物中の—至霊のものなりと認め」〈福沢・福翁自伝〉 2 天子。天皇。「畏(かしこ)くも—の御賞美を被り」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
し‐と【紫都】
《「紫」は紫微垣(しびえん)のことで、天帝の座の意》天子の居所のある所。帝都。みやこ。
し‐び【紫微】
《「紫微垣(しびえん)」の略》中国古代の天文学で、天を三垣(えん)二八宿に分けた、その一。北極星を中心とした、小熊座・大熊座・竜座・カシオペヤ座などの星座群にあたり、天帝の住む場所とされた。転じ...
しゃ‐が【車駕】
1 くるま。乗り物。 2 天子が行幸の際に乗るくるま。 3 天子の敬称。
しゃ‐しょく【社稷】
1 古代中国で、天子や諸侯が祭った土地の神(社)と五穀の神(稷)。 2 朝廷または国家。「—の危機」 3 朝廷または国家の尊崇する神。「宗廟—の神の照らさせ給ふやうを」〈愚管抄・七〉
しゃてつ‐ばせき【車轍馬跡】
車や馬の通り過ぎた跡。天子などの巡遊した跡。
しゅ‐しょう【手詔】
天子がみずから書いたみことのり。
しゅん【舜】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 中国古代の伝説上の聖天子の名。「尭舜(ぎょうしゅん)」 [名のり]きよ・とし・ひとし・みつ・よし
しょう【詔】
天子の命令を直接伝える文書。みことのり。詔書。
しょう【詔】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]みことのり 天子の命令。みことのり。「詔書・詔勅/聖詔・大詔」 [名のり]のり