えい‐りょ【叡慮】
天子の考え。天子の気持ち。
えきせい‐かくめい【易姓革命】
中国古代の政治思想。天子は天命を受けて国家を統治しているから、天子の徳が衰えれば天命も革(あらた)まり、有徳者(他姓の人)が新たに王朝を創始するとするもの。
えん‐きゅう【円丘】
1 頂上がまるくなっていて傾斜の緩やかな丘。 2 昔、天皇が冬至に天を祭るために、郊外に築いた円形の塚。古代中国の天子にならったもの。 3 まるい塚。円形の陵。「—を高く築(つ)いて、北向きに葬...
えん‐しゅつ【燕出】
天子のお忍びの外出。微行。
お‐いり‐あ・る【御入りある】
[動ラ四] 1 「行く」「来る」「ある」「居る」の尊敬語。「天子はどこへ—・ったことはないほどに」〈史記抄・孝文本紀〉 「明宗は沙漠に御座あるほどに、卒とは—・るまいとて」〈勅規桃源鈔・一〉 2...
おう【王】
[音]オウ(ワウ)(呉)(漢) [訓]きみ おおきみ [学習漢字]1年 1 天子。君主。「王侯・王国・王座・王子・王者・王女・王政・王妃/勤王(きんのう)・国王・女王・尊王(そんのう)・大王・帝...
かい‐ぜん【戒善】
仏語。戒律を守ることによって得られる善根。前世で五戒を保てば現世で人間に生まれ、十戒を保てば天子・国王に生まれるという教え。持戒善根(じかいぜんこん)。
かいぜん‐ばんり【階前万里】
《「唐書」宣帝紀から》万里の遠方も階前の出来事と同様である。地方政治の実情を、みな天子が聞き知っていて、欺くことができないことのたとえ。
客星(かくせい)御座(ござ)を犯(おか)・す
《「後漢書」逸民伝から。「御座」は、天子の位》身分の低い者が、天子の位をねらうこと。客星帝座を犯す。
かずけ‐ごと【託け言/託け事】
口実を設けること。また、そのような言い方。「矯詔とは、天子の詔書と—を云ひかけて殺す事ぞ」〈蒙求抄・六〉