ビロード‐かくめい【ビロード革命】
《velvet revolution》1989年12月にチェコスロバキアにおいて、共産党体制崩壊をもたらした民主化革命のこと。衝突や流血を伴うことなく、ビロードのようになめらかに民主化が進んだこ...
ビロード‐きんくろ【ビロード金黒】
カモ科の鳥。全長58センチくらい。雄は全身黒色で、翼に白帯があり、黄色いくちばしの付け根に隆起がある。雌は茶色で、目の下に淡色部がある。冬に北海道・本州の海でみられる。
ビロード‐しだ【ビロード羊歯】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。岩上や樹上に生え、根茎からまばらに葉が出る。葉は長さ約10センチのへら状で、両面に淡褐色の星状毛が密生。
ビロード‐もうずいか【ビロード毛蕊花】
ゴマノハグサ科の二年草。高さ1〜2.5メートル。灰白色の毛の生えた大きな葉が茎を取り巻くようにつく。夏、黄色の花が総状に咲く。ヨーロッパの原産。日本には観賞用・薬用として輸入され、のち野生化。
ビロード‐ゆうぜん【ビロード友禅】
友禅染を施したビロード。花鳥・風景などの絵を染め、壁掛け・額などに用いる。友禅ビロード。
へちま【糸瓜/天糸瓜】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状に浅く裂けていて、長い柄をもつ。夏から秋、黄色い雄花と雌花とを開き、濃緑色の実を結ぶ。実はふつう長さ約60センチの円柱...
へちま‐えり【糸瓜襟】
後ろから前まで刻みがなく、やや丸みを帯びた細長い襟。形がヘチマに似るところからいう。タキシードやガウンなどに用いる。
へちま‐き【糸瓜忌】
正岡子規の忌日。9月19日。絶筆の「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」など3句にヘチマが詠み込まれていることから。《季 秋》
へちま‐すい【糸瓜水】
ヘチマの茎を切り、切り口から出る水を採ったもの。化粧水やせき止め、やけどの治療などに用いる。
へちま‐ぞうり【糸瓜草履】
さらして白くしたヘチマの実の繊維を重ねて作った草履。