たいこ‐ばし【太鼓橋】
太鼓の胴のようにまん中が半円形に反った橋。
たいこ‐ばめ【太鼓羽目】
両面を板張りにした羽目。
たいこ‐ばら【太鼓腹】
太鼓の胴のように丸く張り出した腹。
たいこ‐ばり【太鼓張り】
1 戸や間仕切りで、骨組みの両面に紙や板を張って中を空洞としたもの。太鼓作り。 2 《「太鼓張り襖(ふすま)」の略》1のようにつくり、框(かまち)も引き手もつけない襖。茶室によく用いられる。坊主襖。
たいこ‐ばん【太鼓判】
1 太鼓のように大きな印判。転じて、確実であるという保証。 2 江戸時代以前につくられた甲州金の一。表面外周の装飾が太鼓の皮留めの装飾に似ているところからいう。
太鼓判(たいこばん)を捺(お)・す
その人物や品物の質などが絶対によいものであると保証する。太鼓のような判を捺す。「プロが—・した腕前」
たいこ‐びょう【太鼓鋲】
頭部が半球形をした鋲。装飾用。
たいこ‐むし【太鼓虫/水蠆】
トンボの幼虫、やごの俗称。《季 夏》
たいこ‐むすび【太鼓結び】
⇒御太鼓(おたいこ)結び
たいこ‐もち【太鼓持(ち)/幇間】
1 宴席に出て客の遊びに興を添えることを職業とする男性。幇間(ほうかん)。 2 人にへつらって気に入られようとする者。太鼓たたき。「あいつは社長の—だ」