よう‐えき【傭役】
[名](スル)人をやとって使うこと。また、やとわれて使われること。「其工場に於て—せられて」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ようかん‐がみ【羊羹紙】
厚紙に油を塗り、赤黒く色をつけた丈夫な紙。
様(よう)によりて葫蘆(ころ)を画(えが)く
《「東軒筆録」から》様式に従ってひょうたんを描く。先例に従っているだけで創意工夫がないことのたとえ。
よう‐ぶん【洋文】
西洋語の文章。また、西洋の文字や言葉。「未だ聞かず和文を以て洋書を訳解し、又—を以て和書を翻訳するものあるを」〈村田文夫・西洋聞見録〉
よかわほうご【横川法語】
平安時代の法語集。源信著。全491字。妄念をいとわず念仏することを勧め、凡夫の往生を強調したもの。念仏法語。
欲(よく)を言(い)えば
今の状態でも不足はないが、なおいっそうのことを望むならば。「—デザインにもうひと工夫ほしい」
よしだ【吉田】
姓氏の一。 [補説]「吉田」姓の人物吉田秋生(よしだあきみ)吉田五十八(よしだいそや)吉田一穂(よしだいっすい)吉田栄三(よしだえいざ)吉田追風(よしだおいかぜ)吉田兼倶(よしだかねとも)吉田喜...
よしだ‐たつお【吉田竜夫】
[1932〜1977]漫画家・アニメーション作家。京都の生まれ。本名、龍夫(たつお)。少年向けの漫画を手がけたのち、アニメーション作品の制作に携わり、アニメ製作会社の先駆けともなる「竜の子プロダ...
よしのたゆう【吉野大夫】
後藤明生(めいせい)の小説。信濃追分宿の遊女、吉野大夫の伝承を手掛かりに、大夫の小説を書こうとする作家を描く。昭和56年(1981)刊行。同年、第17回谷崎潤一郎賞受賞。
よそ‐みみ【余所耳】
よそながら聞くこと。それとなく聞くこと。「夫婦仲のよいのは…よそ目—にもわるくないもの」〈蘆花・思出の記〉