きょうじんなおもておうじょうをとぐ【狂人なおもて往生をとぐ】
清水邦夫の戯曲。副題「昔、僕たちは愛した」。昭和44年(1969)「テアトロ」誌に発表。同年3月、俳優座劇場にて初演。
きょう‐そう【強壮】
[名・形動]からだが丈夫で元気なこと。また、そのさま。「—な身体」
きょう‐とう【競闘】
[名](スル)きそいたたかうこと。「児女子をして偉丈夫と—せしむるが如くならん」〈津田真道・明六雑誌五〉
きょうどう‐しんけん【共同親権】
未成年の子供に対する親権を父母の双方が持っていること。→親権 [補説]日本の法律では夫婦が離婚した場合、親権は父母のどちらかに帰属する。欧米では離婚後も双方がともに親権を持つと認める国が多い。
きょう‐ふ【怯夫】
臆病者。懦夫(だふ)。「—をして気勢を激発せしむる事なり」〈中村訳・西国立志編〉
きょく‐し【局紙】
ミツマタを原料とする、丈夫でつやのある上質の紙。辞令用紙・証券用紙などに用いる。明治8年(1875)大蔵省抄紙局が設けられ、そこで創製された。
きょ‐し【挙子】
1 中国の官吏登用試験である科挙に応じる人。 2 子をもうけること。「但し此—、婚姻、死喪の三事は」〈村田文夫・西洋聞見録〉
きょ‐はく【巨舶】
非常に大きな船。巨船。「高さ水平より凡(およそ)我が十七間(けん)にして—其下を過ぐ」〈村田文夫・西洋聞見録〉
きょむへのくもつ【虚無への供物】
塔晶夫の筆名で書かれた、中井英夫の長編小説。昭和37年(1962)、前半部分を第8回江戸川乱歩賞に応募、最終候補作のひとつとなる。後半部分を書き足して、昭和39年(1964)に刊行。後に、中井英...
きよみずざとう【清水座頭】
狂言。和泉(いずみ)流。瞽女(ごぜ)と座頭が清水の観世音に参籠(さんろう)すると、その功徳でそれぞれの夢に観世音のお告げがあり、二人は夫婦となる。