失敗(しっぱい)は成功(せいこう)のもと
失敗すれば、その原因を反省し、方法や欠点を改めるので、かえってその後の成功につながることになる。失敗は成功の母。
しつ【失】
1 うしなうこと。損失。 2 あやまち。失敗。「利潤に耽るは商人の—」 3 きず。欠点。「学者の—は人を侮(あなど)る」 4 野球で、失策の略。エラー。「三—」「遊—」
しつ【失】
[音]シツ(漢) [訓]うしなう うせる [学習漢字]4年 1 なくす。うしなう。うせる。「失業・失点・失望・失恋/遺失・消失・焼失・喪失・損失・得失・紛失・忘失・滅失・流失」 2 うっかり出し...
し‐でか・す【仕出かす/為出かす】
[動サ五(四)]ふつうでは考えられないような大きなことや大失敗をする。やらかす。やってのける。「とんでもないことを—・したものだ」「何を—・すかわからない」
しなし◦たり【為成したり】
[連語]《動詞「しな(為成)す」の連用形「しなし」+完了の助動詞「たり」》失敗したときに発する語。しそんじた。しまった。しくじった。「—◦たりと貫一は密に術無き拳を握れり」〈紅葉・金色夜叉〉
し‐な・す【為成す/為做す】
[動サ五(四)] 1 ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)のごとく—・されては」〈露伴・五重塔〉 「けがらひも一つに—・しためれば」〈かげ...
し‐ほう・ける【為惚ける】
[動カ下一]《近世上方語》しくじる。失敗する。「江戸店(だな)さんざんに—・けて、京へのぼされける」〈浮・一代女・四〉
しまい‐つ・ける【仕舞ひ付ける】
[動カ下一]《近世語》 1 始末をつける。殺してしまう。「まづ這奴(しゃつ)を—・けて、路銀を奪ひ」〈読・弓張月・後〉 2 (「しまいつけた」の形で)失敗したときに言う語。しまった。しくじった。...
しまっ‐た【仕舞った】
[感]《動詞「しまう」の連用形+完了の助動詞「た」から》失敗したときに思わず発する語。「—、間に合わなかった」
しもう‐た【仕舞うた】
[感](多く関西地方で)物事に失敗したときなどに発する語。しまった。「—、出遅れた」