アマルテア【Amalthea】
木星の第5衛星で、すべての衛星のうち3番目に木星に近い軌道を回る。1892年に発見。名の由来はギリシャ神話の女神。氷と岩石による非球形の塊。平均直径は約190キロ。
あみもようとうろのきくきり【網模様灯籠菊桐】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。安政4年(1857)江戸市村座初演。七之助に犯され娼婦となった奥女中滝川と、本能のままに動く七之助の悪事を描く。通称「小猿七之助」。
あめ‐おんな【雨女】
その人が外出したり何かしようとしたりすると雨降りになるといわれる女性をひやかしていう語。→晴れ女
あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】
女子が、新年に幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。春袋(はるぶくろ)。天地(てんち)袋。「—の数し多かれば」〈一条大納言家歌合〉
アメラシアン【Amerasian】
《「アメラジアン」とも》米国人とアジア人の混血児。特に、米国兵とアジア人女性の間に生まれた混血児。
アメリカのよる【アメリカの夜】
阿部和重の処女小説。平成6年(1994)、第37回群像新人文学賞受賞。応募時のタイトルは「生ける屍の夜」。
あやぎり【綾切】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)。高麗壱越調(いちこつちょう)。四人舞。本来は女舞で、のちに男舞となる。愛妓女(あいぎじょ)。
あや‐ぎれ【文切れ/紋切れ】
発音などがはっきりしていること。歯切れがよいこと。「言葉の—せぬことのみ多し」〈浮・一代女・一〉
あや‐こまい【綾子舞】
新潟県柏崎市女谷(おなだに)の下野・高原田両地区に伝わる民俗芸能。踊り・囃子(はやし)舞・狂言からなり、初期歌舞伎踊りの姿を今日に残すものとして貴重。重要無形民俗文化財。
あやし・い【怪しい】
[形][文]あや・し[シク]《感動詞「あや」の形容詞化》普通ではない事物、正体のはっきりしない事物に対する不可解な気持ちを表す。 1 (「妖しい」とも書く)不思議な力がある。神秘的な感じがする。...