あい‐ぎょう【愛楽】
[名](スル)《「楽」は好む、願う意》 1 仏語。仏の教えを願い求めること。あいらく。 2 愛好すること。好意を持つこと。「人に—せられずして衆にまじはるは恥なり」〈徒然・一三四〉
あい‐そ【愛想】
《「あいそう」の音変化》 1 人に接するときの態度。また、人当たりのいい態度。「店員の—のいい店」「—のない返事」 2 人に対する好意・信頼感。「—を尽かす」 3 (多く「お愛想」の形で) ㋐相...
愛想(あいそ)が尽(つ)・きる
好意や信頼が持てなくなる。「あのなまけ者には—・きる」
あいそ‐づかし【愛想尽かし】
1 相手に対して好意や愛情をなくすこと。また、それを示す言葉や態度。「—を言う」 2 浄瑠璃や歌舞伎の世話物における類型的場面の一つで、女が義理のため、愛する男と無理に縁を切るというもの。また、...
愛想(あいそ)も小想(こそ)も尽(つ)き果(は)・てる
《「こそ」は口調をよくするために添えたもの》あきれ果てて、全く好意が持てなくなる。
愛想(あいそ)を尽(つ)か・す
あきれて好意や親愛の情をなくす。見限る。「放蕩(ほうとう)息子に—・す」
あずか・る【与る/関る】
[動ラ五(四)]《「預かる」と同語源》 1 物事にかかわりをもつ。関係する。関与する。「条約案起草に—・る」「事業に—・って力がある」 2 主に目上から、好意の表れとしてあることを受ける。こうむ...
あだ【徒】
[形動][文][ナリ] 1 実を結ばずむなしいさま。無益なさま。むだ。「せっかくの好意が—になる」 2 浮ついたさま。不誠実で浮気っぽいさま。「—なる恋にはあらで、女夫(めおと)の契を望みしなり...
あまえ【甘え】
人の好意をあてにする気持ち。「考え方に—が残る」
あま・える【甘える】
[動ア下一][文]あま・ゆ[ヤ下二] 1 かわいがってもらおうとして、まとわりついたり物をねだったりする。甘ったれる。「子供が親に—・える」 2 相手の好意に遠慮なくよりかかる。また、なれ親しん...