え‐ひめ【兄姫】
姉妹のうち年長のほうのむすめ。⇔弟姫(おとひめ)。「名は—、弟比売(おとひめ)、この二柱の女王(ひめみこ)、浄き公民(たみ)なり」〈記・中〉
おい【甥】
自分の兄弟姉妹の息子。「叔父—の間柄」⇔姪(めい)。
おいしいコーヒーのいれかた【おいしいコーヒーのいれ方】
村山由佳によるライトノベルのシリーズ名。シリーズ開始時に男子高校生だった勝利を主人公に、年上の従姉妹(いとこ)とのもどかしい恋を描く。第1作「キスまでの距離」は平成6年(1994)刊行。シリーズ...
おいら‐が【己等が】
《江戸時代の吉原言葉》禿(かぶろ)や新造が姉女郎を呼ぶ語。おいらがん。「二ぼさつは—といふ立ち姿」〈柳多留拾遺・二〉
おいらん【花魁】
1 《江戸吉原の遊郭で、新造・禿(かぶろ)などが姉女郎を「おいらの(己等の姉さんの略)」と呼んだところからという》 ㋐姉女郎のこと。 ㋑位の高い遊女。太夫(たゆう)。 ㋒一般に、遊女、女郎。 2...
おおい‐ぎみ【大君】
貴人の長女の敬称。1番目の姉君。→中の君「南面に大納言殿、—西に、中の君東(ひむがし)に」〈源・紅梅〉
おおい‐こ【大子】
長女の敬称。「故御息所(みやすんどころ)の御姉、—にあたり給ひけるなむ」〈大和・一四二〉
おお‐おば【大伯母/大叔母/従祖母】
祖父母の姉妹。両親のおば。⇔大伯父(おおおじ)。
おお‐ねえさん【大姉さん】
一番年上の姉を敬っていう語。→小姉さん
おお‐ひめぎみ【大姫君】
貴人の長女の敬称。姉姫。おおいぎみ。「—をいかで内に参らせ奉らむとおぼす」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉