み‐こうのこ【御神の子】
《「みかみのこ」の音変化》神に奉仕する少女。また、神楽(かぐら)を舞うみこ。みかんなぎ。「み神楽の日になりて…—四人さぶらふ」〈宇津保・嵯峨院〉
みじん‐こ【微塵子/水蚤】
鰓脚(さいきゃく)目ミジンコ科の甲殻類。浅い池や水田にすむプランクトンの一。体は卵形の殻に包まれ、体長約2ミリ。夏には雌の単為生殖によって増え、温度が下がってくると雄も生まれるようになり、両性生...
みすじ‐ごうし【三筋格子】
格子縞の一種。縦・横に3本一組の縞模様を配列したもの。
みず‐おおばこ【水大葉子】
トチカガミ科の一年草。川・水田などの水中に生える。葉はオオバコに似て、紫褐色。8〜10月、花茎を水面に伸ばし、淡紅色を帯びた白色の3弁花を開く。《季 夏》
みず‐がし【水菓子】
果物(くだもの)のこと。→菓子
みず‐ガラス【水ガラス】
二酸化珪素(けいそ)と炭酸ナトリウムなどのアルカリとを融解して得られる珪酸アルカリの濃い水溶液。粘りけの強い無色透明の液体。ガラス・陶磁器の接合剤や接着剤・洗剤などに用い、また耐火セメント・シリ...
みず‐こ【水子/稚子】
《「みずご」とも》 1 生まれてあまり日のたたない子。あかご。「—の顔を見入っていた」〈秋声・足迹〉 2 胎児。特に、流産または堕胎した胎児。「—供養」
み‐ずし【御厨子】
1 厨子を敬っていう語。「唐の紙ども入れさせ給へる—開けさせ給ひて」〈源・賢木〉 2 御厨子所に仕える女官。「これも—がいとほしがりてゆづりて侍るなり」〈枕・二七八〉
みず‐ぢょうし【水調子】
《「みずちょうし」とも》三味線の弦をゆるく張り、調子を特に低くしたもの。
み‐ずら【角髪/角子/鬟/髻】
上代の成人男子の髪の結い方。髪を頭の中央から左右に分け、両耳の辺りで先を輪にして緒で結んだもの。平安時代以後、主として少年の髪形となった。びんずら。びずら。