むちょう‐こうし【無腸公子】
カニのこと。画題に用いる。
むていけい‐こうぶんし【無定形高分子】
⇒非結晶性高分子
むはいにゅう‐しゅし【無胚乳種子】
種子植物の種子で、胚乳が発生の初期にだけ生じ、成熟時には消滅するもの。養分は代わりに子葉に蓄える。ダイズなどのマメ科植物やクリなどにみられる。
むべ【郁子/野木瓜】
アケビ科の蔓性(つるせい)の常緑低木。山地に生え、葉は手のひら状の複葉。5月ごろ、雄花と雌花とをつける。実は熟しても裂けず、生食される。ときわあけび。うむべ。うべ。《季 秋 花=春》「—の門くぐ...
むみょうぞうし【無名草子】
鎌倉時代の物語論書。1巻。著者は藤原俊成女説が有力。建久7〜建仁2年(1196〜1202)ごろの成立。物語・歌集・女流作家などをとりあげて批評したもの。
むらさき‐ぼうし【紫帽子】
1 歌舞伎の女形が前髪を剃(そ)ったあとにつけた紫縮緬(ちりめん)の布。 2 1をかぶった若衆。「中にも—が取り徳ぢゃ」〈浮・置土産・五〉
ムランのせいぼし【ムランの聖母子】
⇒ムランの二連祭壇画
む‐りし【無利子】
利子のつかないこと。また、利子をつけないこと。無利息。「—で貸す」
めい‐ちょうし【名調子】
その人独特の、みごとな語り口。また、調子にのった話し方。「得意の—で聴衆を酔わせる」
めい‐ちょうし【迷調子】
《「名調子」をもじった語》滑らかで調子はよいが、言っていることは分からない語り口。