へきごとうくしゅう【碧梧桐句集】
河東碧梧桐の句集。大正5年(1916)、大須賀乙字の選により刊行。
へき‐じ【僻事】
道理にはずれたこと。よこしまなこと。ひがごと。〈書言字考節用集〉
へし‐ぐち【圧し口】
《「べしぐち」とも》苦々しく思うとき、口を「へ」の字に曲げること。また、その口つき。「—に気色して出でたりける事」〈盛衰記・一〇〉
ヘスペリア‐だい【ヘスペリア代】
火星の地質時代の区分の一。35億〜18億年前頃。火山活動により溶岩台地が形成。地表の水が氷になり、氷食によるU字谷が刻まれたと考えられている。→ノアキス代 →アマゾン代
へそくり‐がね【臍繰り金】
《綜麻(へそ)を繰ってためた金の意。人間のへそと混同して「臍」の字を当てたもの》主婦などが、他人に知られないように少しずつためた金。へそくり。
へた【下手】
[名・形動]《「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化で、奥深くない意からか》 1 物事のやり方が巧みでなく、手際が悪いこと。また、そのさまや、その人。「泳ぎが—な人」「字をわざと—に書く」「...
ヘッダー【header】
1 文書の用紙の上部に定型として印刷される、タイトルや日付などの文字列。 2 データ通信で転送されるパケットのうち、転送先や経路を制御する付加情報のこと。→メールヘッダー
ヘッド‐いんせき【HED隕石】
エイコンドライトに属する隕石のグループ。母天体でなんらかの火成作用により分化したもの。小惑星ベスタの地殻に由来すると考えられている。地球の火成岩と似ているが、安定同位体比が異なる。HEDは、ホワ...
ヘッドランド【headland】
海岸で、波浪による砂浜の浸食を防ぐために築造される人工の岬。T字または錨(いかり)に似た形状で、海岸線から約150メートル突出し、先端に左右にのびるヘッド部分が設けられる。周辺に強い離岸流が発生...
へ‐の‐じ【への字】
1 「へ」の字の形をしていること。「口を—にする」 2 《「お部屋様」の「へ」をとって符丁(ふちょう)のようにいった語》正妻のこと。→めの字2「めの字から—になるとつけ上がり」〈柳多留・二三〉