メシュラムき【メシュラム記】
鶴田知也による小説。イエス=キリストの時代の古代ローマ舞台とする英雄叙事詩的作品。昭和11年(1936)「文学界」に発表。同年刊行の作品集「コシャマイン記」に収録。
もうちょう【盲腸】
安部公房の短編小説。昭和30年(1955)、雑誌「文学界」に発表。昭和31年(1956)刊行の短編小説集「R62号の発明」に収録。
もくい【黙移】
相馬黒光による自伝的小説。昭和9年(1934)「婦人之友」誌に連載したものに、加筆・増補して昭和11年(1936)に刊行。女学校時代の思い出、「文学界」同人たちの回想、自身の結婚、新宿中村屋の創...
ゆうしきしゃ‐かいぎ【有識者会議】
各界を代表する学識経験者や実務経験者などで構成される会議。主として国・地方自治体などの諮問機関として設置される。経済界・学界・関連団体・文化人・マスコミなど多様な分野を代表する識者が選ばれ、幅広...
ゆきおんな【雪女】
小泉八雲の短編小説。武蔵(むさし)国に伝わる雪女の言い伝えをもとにしている。「怪談」に収録。
和田芳恵の短編小説。昭和52年(1977)「文学界」誌2月号に掲載。著者は同年10月に病死したが...
よ‐わ【余話】
世間に知れ渡っていないちょっとした話。こぼれ話。余聞。「学界—」
ラスカー‐しょう【ラスカー賞】
米国医学界最高の賞。アルバート、メアリーのラスカー(Lasker)夫妻が設立したラスカー財団が1945年に創設。アルバート=ラスカー医学研究賞。 [補説]日本人では利根川進や山中伸弥などが受賞し...
らそく【裸足】
木崎さと子の短編小説。昭和55年(1980)、文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。
ろうすいふ【老水夫】
《原題、(フランス)Les Vieux Marins》イタリアの詩人、マリネッティがフランス語で書いた自由詩。1898年、「アントロジールビュー(Anthologie-Revue)」誌に発表。フ...
ロマン‐しゅぎ【ロマン主義】
《romanticism》18世紀末から19世紀にかけて、ヨーロッパに興った芸術上の思潮。古典主義・合理主義に反抗し、感情・個性・自由などを尊重、自然との一体感、神秘的な体験や無限なものへのあこ...