エルランゲンのもくろく【エルランゲンの目録】
《原題、(ドイツ)Erlanger Programm》ドイツの数学者、クラインによる論文。1872年発表。著者がエルランゲン大学の教授に就任する際にまとめた研究プログラム。エルランゲン目録。エル...
エルレンマイヤー‐フラスコ【Erlenmeyer flask】
「三角フラスコ」に同じ。19世紀ドイツの化学者エルレンマイヤーが考案。
エルー【Paul Louis Toussaint Héroult】
[1863〜1914]フランスの冶金(やきん)学者。電気分解による金属アルミニウム製法(ホール‐エルー法)や電気製鋼炉(エルー炉)を発明した。
エンケ‐すいせい【エンケ彗星】
公転周期3.3年の短周期彗星。1786年にフランスの天文学者ピエール=メシャンが発見。以降、1818年まで4度確認され、それぞれ別の彗星だと思われていたが、ドイツの天文学者ヨハン=フランツ=エン...
エンケ‐の‐くうげき【エンケの空隙】
土星の環にみられる隙間。幅約325キロでカッシーニの空隙の次に大きい。米国の天文学者キーラーが発見し、土星の環の詳細な観測を行ったドイツの天文学者エンケの名を付けた。衛星パンの軌道がこの空隙にあ...
えん‐げん【延言】
江戸時代の国学者の用語。もと1音であった語の一部が延びて2音ないしそれ以上となったとされるもの。「語らふ(←語る)」「老いらく(←老ゆ)」などの類。延音(えんおん)。
えんしょく‐はんのう【炎色反応】
アルカリ金属・アルカリ土類金属の塩化物、または揮発しやすい塩などを炎の中に入れると、炎にその元素特有の色がつく反応。ナトリウムは黄色、バリウムは緑色などを示す。元素の定性分析に用いられる。ドイツ...
エー‐エー‐エー‐エス【AAAS】
《American Association for the Advancement of Science》米国科学振興協会。米国最大の科学者団体。1848年設立。科学教育の改善などの活動を行う。...
エービーシー‐よそう【ABC予想】
整数論における未解決の難題の一。互いに素な自然数の組a、b、cについて、a+b=cが成り立つとき、c<K・{rad(abc)}1+εという不等式を満たすa、b、cの組が無限に存在するというもの。ここ...
エーピージー‐ぶんるいたいけい【APG分類体系】
1990年代にDNA解析による分子系統学に基づいて新たに構築された被子植物の分類体系。従来の形態や構造に基づく新エングラー体系やクロンキスト体系に替わる分類体系として発表。この体系により、被子植...