かい‐いん【海印】
仏語。静かに澄みわたった大海が万物を映し出すように、仏の知恵は宇宙のすべてのことを知っているということ。
かい‐しゅう【回収】
[名](スル) 1 一度配った物や使った物などを、また集めること。「調査用紙を—する」「廃品—」 2 人工衛星・宇宙船などを地上に帰還させること。
かいようちきゅうかんそくたんさ‐システム【海洋地球観測探査システム】
地球観測・災害監視・資源調査などの観測・探査活動の基盤となるシステム。第3期科学技術基本計画に盛り込まれた国家基幹技術の一。いぶき・だいち・GCOMなどの観測衛星による宇宙からの地球観測、地球深...
カオス【(ギリシャ)chaos】
1 ギリシャ人の考えた、宇宙発生以前のすべてが混沌(こんとん)としている状態。混沌。無秩序。ケーオス。⇔コスモス。 2 特定の規則や微分方程式に従う系に生じる、不規則で乱雑な予測不可能な挙動。系...
かがく‐えいせい【科学衛星】
宇宙空間に関する科学的観測を目的とする人工衛星。高層大気や電離層の観測・調査、月や惑星の探査、大気圏外からの天体観測などを行っている。
かがく‐しんか【化学進化】
地球上で生命が出現するまでの物質の進化。原始大気中のメタン・アンモニア・水素などから、放電などによってアミノ酸・糖などの有機化合物が生成され、それらが結合してたんぱく質・核酸などになり、原始細胞...
かぐや
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))により、平成19年(2007)9月に種子島宇宙センターからH-ⅡAロケットを使って打ち上げられた日本の月探査機の愛称。正式名称はSELENE(セレーネ...
かぐら【KAGRA】
岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山内に建設された東京大学宇宙線研究所の重力波望遠鏡。地面振動が少なく温度・湿度が安定した鉱山内に基線長3000メートルのレーザー干渉計を設置し、さらにサファイアの光学素子と...
カスケード‐シャワー【cascade shower】
高エネルギーの電子または光子が物質内に入射し、電子は光子を、光子は電子対(でんしつい)をつくり、これを交互に繰り返して多数の電子や光子が増殖される現象。原子核乾板などでは滝の飛沫のように見える。...
カッシーニ【Cassini】
NASA(ナサ)(米国航空宇宙局)とESA(イーサ)(欧州宇宙機関)の開発した土星探査機。1997年、小型探査機ホイヘンスとともに打ち上げられた。土星軌道到着後、衛星や環の詳細な観測を行い、北極...