ねい‐じつ【寧日】
穏やかで無事な日。安らかな日。「爾後病状—少く」〈子規・墨汁一滴〉
ねい‐せい【寧静】
[名・形動]安らかで静かなこと。平穏無事なこと。また、そのさま。「海内—に帰せしかば」〈島田三郎・条約改正論〉
ふる‐ま・う【振(る)舞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動作・行動をする。「なれなれしく—・う」「紳士らしく—・う」 2 人にごちそうする。もてなす。「酒を—・う」 3 ことさらにつくろう。わざわざ趣向をこらす。「—・ひて興あ...
へいおん‐ぶじ【平穏無事】
[名・形動]穏やかで、何も変わったこともなく安らかであること。また、そのさま。「一家の—を祈る」
まど‐い【団居/円居】
[名](スル)《古くは「まとい」》 1 人々がまるく居並ぶこと。車座(くるまざ)になること。「心協(あ)う同志安らかに—して食う甘さ」〈露伴・風流仏〉 2 1か所に集まり会すること。特に親しい者...
道(みち)を以(もっ)て欲(よく)を制(せい)すれば則(すなわ)ち楽(たの)しみて乱(みだ)れず
《「礼記」楽記から》自分の欲望を道徳に照らして抑制すれば、安らかな心で迷うこともない。
み‐まか・る【身罷る】
[動ラ五(四)]《身が現世から罷(まか)る意》死ぬ。特に、中古では、自己側の者の死の謙譲語。「安らかに—・る」「いもうとの—・りにける時よみける」〈古今・哀傷・詞書〉
むかし‐おぼ・ゆ【昔覚ゆ】
[動ヤ下二]昔のようすがしのばれる。古風に思われる。「うちある調度も—・えて安らかなるこそ心にくしと見ゆれ」〈徒然・一〇〉
めい・する【瞑する】
[動サ変][文]めい・す[サ変] 1 目をとじる。目をつぶる。また、眠る。「—・して思索にふける」 2 心安らかに死ぬ。往生する。「以(もっ)て—・すべし」
めい‐もく【瞑目】
[名](スル) 1 目を閉じること。目をつぶること。「—して祈る」 2 安らかに死ぬこと。「家族に看取られ—する」