そうちつ‐りょう【宗秩寮】
旧宮内省に所属した一部局。皇族・皇族会議・王族・公族・華族・爵位などに関する事務をつかさどった。
そう‐はく【宗伯】
中国、周の六卿(りっけい)の一。春官の長で、祭祀・礼儀をつかさどった。
そうはち【惣八/宗八】
狂言。還俗(げんぞく)した惣八という料理人と、もと料理人のにわか坊主とが、互いの前身を知って仕事を取り替えているところへ、主人が戻ってきてあわてる。
そう‐びょう【宗廟】
1 祖先のみたまや。祖先の位牌を置く所。 2 皇室の祖先を祭るみたまや。伊勢神宮などをいう。
そうへん‐りゅう【宗徧流】
茶道の流派の一。千宗旦の門弟山田宗徧を開祖とする。宗旦流に武家風の力強さが加味されている。
そう‐ほう【宗法】
中国、周代の家族制度。祖先を同じくする数家族で、大宗(本家)が小宗(分家)を統制し、祖先に対する祭祀などを行い、嫡長子相続などの規則を守った。
そうや【宗谷】
北海道北端の総合振興局。局所在地は稚内市。 日本最初の南極観測船。昭和13年(1938)耐氷型貨物船として建造。昭和31年(1956)砕氷船に改造され、第一次から第六次の観測に従事。
そうや‐かいがん【宗谷海岸】
南極大陸、リュツォホルム湾の東岸。プリンスハラルド海岸の南に延び、1964年に日本の観測隊により命名された。大陸本土から約5キロメートルのオングル島に日本の昭和基地がある。
そうや‐かいきょう【宗谷海峡】
北海道と樺太(からふと)(サハリン)との間の海峡。夏は北上した対馬暖流が低温のオホーツク海と接し、濃霧が発生しやすい。ラペルーズ海峡。
そうや‐きゅうりょう【宗谷丘陵】
北海道北部にある丘陵。先端部に宗谷岬がある。氷河が凍結と融解を繰り返してできた周氷河地形が見られ、標高20メートルから400メートルの平坦でなだらかな丘陵が続く。