やくし‐じ【薬師寺】
奈良市にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2年(698)藤原京に完成。平城遷都に伴い、現在の地に移転。たびたび火災などで諸堂を...
やく‐マンガン【役満貫】
マージャンで、特に決められた役。なかなかできない手で、普通の満貫の何倍かの点数にすることが多い。天和(テンホー)・地和(チーホー)・国士無双・大三元・大四喜(タースーシー)・字一色(ツーイーソー...
やこう‐の‐たま【夜光の璧】
昔、中国で、暗夜にも光ると言い伝えられた宝玉。
やしま‐でら【屋島寺】
香川県高松市にある真言宗御室派の寺。山号は、南面山。四国八十八箇所第84番札所。天平宝字6年(762)鑑真(がんじん)の創建と伝える。のち、空海が中興。源平合戦にゆかりの品が多く残る。やしまじ。
やせんかんわ【夜船閑話】
江戸中期の仏教書。1巻。白隠慧鶴(はくいんえかく)述。宝暦7年(1757)刊。修行中に病気にかかり、独特の内観法により治癒した体験を記したもの。
やつはしまきえらでんすずりばこ【八橋蒔絵螺鈿硯箱】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作のひとつ。木製漆塗の硯箱。光琳が好んだ「伊勢物語」の第9段、八橋の場面のモチーフで装飾されている。国宝。東京国立博物館蔵。
やなぎや‐こさんじ【柳家小三治】
[1939〜2021]落語家。10世。東京の生まれ。本名、郡山剛蔵(こおりやまたけぞう)。5世柳家小さんに入門。真打に昇進すると、正統派古典落語の担い手として活躍。巧みなまくらも人気となり、「ま...
ヤブロネツ‐ナド‐ニソウ【Jablonec nad Nisou】
チェコ北部、ボヘミア地方の都市。16世紀半ばにドイツ人がガラス技術をもたらし、ボヘミアガラスや宝飾品産業の中心地となった。ガラスと宝飾品の博物館がある。
やまとがなありわらけいず【倭仮名在原系図】
浄瑠璃。時代物。五段。浅田一鳥らの合作。宝暦2年(1752)大坂豊竹座初演。在原行平と松風・村雨姉妹の恋物語に、惟喬(これたか)・惟仁(これひと)両親王の皇位継承争いをからめて脚色。四段目が「蘭...
やまと‐がわ【大和川】
奈良県北部を西流する川。桜井市初瀬の北方に源を発して初瀬(はせ)川とよばれ、奈良盆地で佐保川と合流、金剛・生駒(いこま)両山地の間を通って、大阪・堺両市の境で大阪湾に注ぐ。長さ67キロ。もとは生...