たいか‐の‐かいしん【大化の改新】
大化元年(645)から翌年にかけて中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)が中心となって行った、蘇我氏打倒に始まる一連の政治改革。唐の律令制を手本として、公地公民制によ...
たいさん‐じ【大山寺】
神奈川県伊勢原市大山(おおやま)にある真言宗大覚寺派の寺。山号は雨降山(あぶりさん)。開創は天平勝宝7年(755)、開山は良弁。鎌倉末期に真言僧の願行が再興、江戸時代には大山講として関東一円に信...
たいさん‐じ【太山寺】
神戸市西区にある天台宗の寺。山号は三身山。霊亀2年(716)元正天皇の勅願により藤原宇合(ふじわらのうまかい)が定恵を開山として建立と伝える。本堂は国宝。
愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺...
たいしょかん【大織冠】
幸若舞曲。室町後期成立。作者未詳。藤原鎌足が、八大竜王に奪われた宝珠を海士(あま)を使って取り返すという玉取り伝説に取材したもの。
(大職冠)浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。正徳元年(...
たいぞう‐いん【退蔵院】
京都市右京区にある妙心寺の塔頭(たっちゅう)の一。所蔵の如拙筆「瓢鮎図」は国宝。枯山水の庭園は狩野元信作と伝える。
たい‐ほう【大宝】
非常に貴い宝。重宝。至宝。
たいほう‐りつりょう【大宝律令】
大宝元年(701)刑部(おさかべ)親王・藤原不比等(ふじわらのふひと)らが中心となって編集した法令集。律6巻・令11巻からなり、天平宝字元年(757)の養老律令施行まで国の基本法典となった。全文...
たいま‐でら【当麻寺】
奈良県葛城(かつらぎ)市にある高野山真言宗および浄土宗兼宗の寺。正称は二上山禅林寺。推古天皇20年(612)聖徳太子の弟の麻呂子(まろこ)王が河内(かわち)に建立した万宝蔵院を、天武天皇10年(...
たいま‐まんだら【当麻曼荼羅】
当麻寺に伝わる阿弥陀浄土変相図。観無量寿経に基づくもので、縦横約4メートル。天平宝字7年(763)藤原豊成の娘法如(中将姫)が蓮糸で織ったという伝説があるが、実際は絹糸の綴(つづ)れ織り。鎌倉時...
たかやま【高山】
岐阜県北部の市。飛騨(ひだ)地方中部を占める。一位一刀彫・春慶塗・渋草焼などの工芸が盛ん。高山祭は有名。町割りが似るところから小京都とよばれ、もと江戸幕府の直轄領で、陣屋跡がある。平成17年(2...