やまうち‐ひろし【山内溥】
[1927〜2013]実業家。京都の生まれ。昭和24年(1949)家業の花札・カルタ製造販売業、丸福の社長に就任。昭和38年(1963)社名を任天堂に変更し、室内用ゲーム機の製造販売を開始。昭和...
やましな‐りゅう【山科流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から山科家がつかさどった装束の製作・着用法。天皇・皇太子の装束調進・衣紋は原則としてこの流儀で行われている。→高倉流
やまとかたかなはんせつぎげ【倭片仮字反切義解】
室町時代の語学書。1巻。明魏(藤原長親)著。成立年未詳。仮名の起源・沿革・反切・音義などについて説いたもの。
やまな【山名】
姓氏の一。室町時代の守護大名。新田義重の子義範が上野(こうずけ)山名郷に住したのに始まる。四職(ししき)家の一。 [補説]「山名」姓の人物山名氏清(やまなうじきよ)山名宗全(やまなそうぜん)山名...
やまむろ【山室】
姓氏の一。 [補説]「山室」姓の人物山室軍平(やまむろぐんぺい)山室静(やまむろしずか)
やり【槍/鎗/鑓】
1 長い柄の先に細長い剣(穂)をつけた武器。鎌倉末期からもっぱら戦場で用い、室町末期には道具と称して、これを重んじた。穂の形により、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤(かぎ)槍などがある。「—をしごく」 ...
やり‐がんな【槍鉋/鐁】
《「やりかんな」とも》反った槍の穂先のような刃に長い柄を付けた鉋。突くようにして削る。室町時代に台鉋が現れるまで広く用いられ、今日では桶・たんす作りで使う前鉋がこの一種。
やる
[助動][やら|やり・やっ|やる|やる|やれ|やれ(や・やい)]《動詞「あり」の連体形「ある」の音変化》動詞の連用形に付く。 1 軽い尊敬、または親愛の意を表す。…なさる。「それにお待ちやれ」〈...
ゆいま【維摩】
《(梵)Vimalakīrtiの音写「維摩詰(ゆいまきつ)」の略。浄名(じょうみょう)・無垢称と訳す》 維摩経の主人公として設定された架空の人物。古代インド毘舎離(びさり)城の長者で、学識に...
ゆうずうねんぶつえんぎえまき【融通念仏縁起絵巻】
融通念仏宗の開祖良忍(りょうにん)の伝記、同宗の功徳などを描いた2巻本の絵巻物。念仏勧進のため正和3年(1314)に原本が成立し、以後広く伝写された。南北朝時代に良鎮(りょうちん)の勧進により制...