味(あじ)をや・る
1 うまくやる。うまいことをする。 2 気のきいたことをする。味なことをする。「ほんに室町の阿呆(たはけ)が—・るぞ」〈浮・禁短気・二〉
あすかい‐りゅう【飛鳥井流】
1 室町中期に飛鳥井雅親が開いた書道の流派。栄雅流。 2 鎌倉前期に飛鳥井雅経が開いた蹴鞠(けまり)の流派。
あすか‐びじん【飛鳥美人】
高松塚古墳の石室西壁に描かれた女性像の通称。
あずまもんどう【吾妻問答】
室町中期の連歌論書。宗祇(そうぎ)著。1巻。応仁元年(1467)か文明2年(1470)の成立。連歌の歴史と、作句の技術・心構えを実例を挙げて問答体で述べたもの。
あた・ゆ【与ゆ】
[動ヤ下二]《「あたう」が室町時代以降ヤ行に転じた語。終止形は「あたゆる」となる例が多い》「与える」に同じ。「一つに寝さして、その上で恥辱を—・ゆる仕様あり」〈浮・禁短気・三〉
あだ【仇/寇】
《室町時代までは「あた」》 1 仕返しをしようと思う相手。敵。かたき。「親の—を討つ」 2 恨みに思って仕返しをすること。また、その恨み。「恩を—で返す」 3 害をなすもの。危害。「親切のつもり...
あだし‐よ【徒し世】
はかない世。無常の世。「明日知らぬみ室の岸の根無草何—に生ひ始めけん」〈千載・雑中〉
アダムス‐ストークス‐しょうこうぐん【アダムスストークス症候群】
心臓の拍動に異常があって脳へ流れる血液が不足するために起こる意識障害。19世紀、英国の外科医アダムス(R.Adams)と内科医ストークス(W.Stokes)がそれぞれ報告。 [補説]洞不全症候群...
アデレード‐しょくぶつえん【アデレード植物園】
《Adelaide Botanic Gardens》オーストラリア、南オーストラリア州の州都アデレードの市街東部にある植物園。1855年開園。面積約16万平方メートル。亜熱帯植物やスイレンが多く...
あと‐ぎよめ【後浄め】
葬式で、出棺後、室内をはらい清めること。あとばらえ。