やつ・す【俏す/窶す】
[動サ五(四)] 1 目立たないように姿を変える。また、みすぼらしい姿にする。「身を—・す」 2 やせるほど思い込む。顔形が変わるほど、一つのことに夢中になる。「恋に身を—・す」 3 出家する。...
や‐ど【宿/屋戸】
《「屋の処(と)」の意か。または「屋の戸」「屋の外(と)」の意か》 1 家。すみか。「埴生(はにゅう)の—」 2 《「やどり」との混同から》旅先で一時的に泊まる家。また、宿屋。「今日の—を決める...
やど‐あずけ【宿預け】
1 江戸時代、江戸に出府した被疑者を公事宿(くじやど)に預けたこと。 2 江戸時代、主人の家で不正を働いた召使いなどを、その請け人に預けたこと。
やど‐おや【宿親】
若者宿や娘宿を引き受けた家の主人。監督・指導の責任者であり、また、仮親や結婚の仲人となることも多い。
やど‐おり【宿下り】
「宿下がり」に同じ。
やど‐かり【宿借り】
1 (「寄居虫」とも書く)十脚目ヤドカリ科・ホンヤドカリ科・オカヤドカリ科などの甲殻類の総称。エビとカニの中間に位置する。浅海にすみ、頭胸部は硬いが、腹部は軟らかいので巻き貝の空き殻に入れて保護...
やど‐ぐるま【宿車】
車宿で客の依頼を待つ人力車。また、その車夫。
やど・す【宿す】
[動サ五(四)] 1 内に含み持つ。「大志を—・す」 2 とどまらせる。「水面に月影を—・す」「往時の面影を—・す道筋」 3 子をはらむ。「子を—・す」 4 宿泊させる。宿を貸す。「人—・し奉ら...
やど‐せん【宿銭】
「宿賃(やどちん)」に同じ。
やど‐ちん【宿賃】
宿屋の宿泊料。宿銭。