ひゃく‐めんそう【百面相】
顔の表情をいろいろに変えること。また特に、手ぬぐいやつけひげなどの簡単な小道具を用いて、いろいろと顔つきを変えてみせる寄席芸。
ひる‐せき【昼席】
寄席などで、昼間行われる興行。⇔夜席(よるせき)。
ふき‐よせ【吹(き)寄せ】
1 吹いて呼び集めること。 2 幾種類かの煮物や揚げ物を、いろどりよく盛り合わせた料理。また、美しく盛り合わせた干菓子。 3 寄席演芸の一。種々の音曲から少しずつ抜き出して寄せ集めたもの。上方で...
ふたつ‐め【二つ目】
1 順番の2番目。また、そのもの。 2 《寄席で前座の次に演じたところから》落語家の格付けの一。前座の一つ上。 3 「二立目(ふたたてめ)」に同じ。
ほう‐か【放下】
[名](スル) 1 投げ捨てること。ほうげ。「机の上の物を取っては、またすぐに—しなどしていた」〈鴎外・魚玄機〉 2 一切を捨て去ること。ほうげ。「生命をさえ—し終ろうとしたほどだったが」〈山本...
ボードビル【(フランス)vaudeville】
歌と対話を交互に入れた通俗的な喜劇・舞踊・曲芸など。また、それらを取りまぜて演じる寄席の芸。
まん‐げい【漫芸】
寄席などで演じるこっけいな芸。
まん‐ざい【万歳】
1 万年。よろずよ。また、長寿や末長い繁栄を祝う言葉。ばんぜい。ばんざい。 2 新年に家々を訪れて祝言を述べ、舞を演じる門付け芸人。また、その芸能。烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)または素襖(...
まん‐ざい【漫才】
二人の芸人がこっけいなことを言い合って、客を笑わす寄席演芸。万歳2が現代化したもので、大正初期に大阪で起こった。初め「万才」と書き、のち形式も多種多様に発達。
まん‐だん【漫談】
[名](スル) 1 くつろいだ気分でする、とりとめもない話。 2 寄席演芸の一。軽妙な口調で、社会風俗・時事問題の風刺・批評なども取り入れて、聴衆を笑わせる話芸。大正末ごろ、トーキー映画の発達で...