よせ‐ばし【寄(せ)箸】
嫌い箸の一。食器を、箸で手元に引き寄せること。
よせ‐ばしら【寄せ柱】
馬などを寄せてつなぐ柱。とつなぎ。よせばし。〈和名抄〉
よせば‐ぶぎょう【寄場奉行】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、江戸石川島の人足寄せ場を管掌した。
よせ‐ひだ【寄せ襞】
ひだを寄せること。特に、袴(はかま)の前部中央に寄せてとるひだ。
よせ‐ぶみ【寄せ文】
寄進または寄託する際にその旨を記した証文。
よせ‐みや【寄せ宮】
いくつかの小社を合祀(ごうし)した神社。
よせ‐むね【寄(せ)棟】
「寄せ棟造り」の略。
よせむね‐づくり【寄(せ)棟造(り)】
大棟(おおむね)の両端から四方に隅棟(すみむね)が降りる形式の屋根。屋根面は台形と三角形が二つずつからなる。四注造り。
よせ‐もじ【寄席文字】
寄席に掲げる看板や、高座のめくりなどに使われる書体。筆太で余白が少なく、右肩上がりであることが特徴。客の大入りや興行の成功を願い、縁起をかついで書く。
よせ‐もの【寄(せ)物】
寒天・ゼラチンで果物・豆などの材料をまとめ、型に流して固めた料理。また、葛粉(くずこ)にサツマイモ・魚のすり身などの味付けした材料を入れ、蒸し固めた料理。流し物。