みつ‐ごん【密言】
「密語(みつご)」に同じ。
みつごん‐じょうど【密厳浄土】
大日如来がいる浄土。大乗密厳経に説く、三密で荘厳された浄土で、密厳国・密厳仏国ともいう。真言宗では、このけがれた国土そのままが密厳仏国であると説く。
みつ‐しゅっこく【密出国】
[名](スル)正式な手続きをとらずに、ひそかにその国を抜け出すこと。「反政府活動家が—する」⇔密入国。
みつ‐じ【密事】
秘密の事柄。ないしょごと。「—を明かす」「—が漏れる」
みつ‐ぞう【密蔵】
1 ひそかにしまっておくこと。また、そのもの。秘蔵。 2 密教の経典。
みつ‐ぞう【密造】
[名](スル)法を犯してこっそりつくること。「拳銃を—する」「—酒」
みつぞう‐いん【密蔵院】
愛知県春日井市にある天台宗の寺。山号は、医王山。寺号は、薬師寺。開創は、嘉暦3年(1328)。開山は、慈妙。栄西を祖とする葉上流の伝法灌頂道場、篠木談義所として尾張国天台宗の中心寺院であった。
みつ‐だ【密陀】
「密陀僧(みつだそう)」の略。
みつだ‐え【密陀絵】
奈良時代に中国から伝来し、平安初期まで盛行した絵画の技法。また、その絵。 1 密陀の油で顔料を練って描いた一種の油絵。玉虫厨子(たまむしのずし)の絵などにみられる。油画(ゆが)。 2 膠(にかわ...
みつだ‐そう【密陀僧】
一酸化鉛のこと。ふつう黄色の粉末であるが、橙赤(とうせき)色のものもある。