もとす‐こ【本栖湖】
山梨県にある富士五湖のうち、西端の湖。富士山の溶岩流による堰止(せきと)め湖。面積4.7平方キロメートル。最大深度121.6メートルで五湖中最深。湖面標高900メートル。
ものがたりのあくるひ【物語の明くる日】
富岡多恵子の詩集。昭和35年(1960)刊。翌年の第2回室生犀星詩人賞を受賞。
ものは‐づけ【物は付け】
雑俳の一。点者が出す「…のものは」「…するものは」などの題に対して、機知に富んだ答えの句を付けるもの。寛保(1741〜1744)のころから江戸で流行。謎(なぞ)付け。
モハーベ‐さばく【モハーベ砂漠】
《Mojave Desert》米国カリフォルニア州南部にある砂漠。南北をシエラネバダ山脈とサンバーナーディーノ山脈に挟まれる。標高600メートルから1500メートル。鉱物資源に富み、金・銀・銅・...
もみじがり【紅葉狩】
謡曲。五番目物。観世小次郎信光作。平維茂(たいらのこれもち)が戸隠山中で女に化けた鬼に紅葉狩りの宴に誘われ、命が危うくなるが、男山八幡の神助を得て本性を現した鬼を退治する。 歌舞伎舞踊。常磐...
もみじやま‐ぶんこ【紅葉山文庫】
江戸時代、徳川氏の文庫。初め、徳川家康が江戸城内富士見亭に設けて富士見亭文庫と称したが、3代将軍家光の時に城内西の丸の紅葉山に移して改称。蔵書の大部分は現在国立公文書館内閣文庫に所蔵。
も‐めん【木綿】
1 ワタの種子に付着している繊維を採取・加工したもの。弾力性・保温性・吸湿性に富み、衣料などに広く用いられる。コットン。めん。 2 「木綿糸」の略。 3 「木綿織り」の略。
もも‐だ・る【百足る】
[動ラ四]《「ももたる」とも》十分に備わる。豊富である。ももちだる。「生ひ立てる—・る槻(つき)が枝は」〈記・下・歌謡〉
もりた‐ざ【森田座/守田座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。万治3年(1660)森田太郎兵衛が木挽町に創設。以後、代々の森田勘弥が座元を務め、安政3年(1856)守田座と改めた。明治5年(1872)猿若町から新富町に移転し、同8...
もり‐だくさん【盛(り)沢山】
[名・形動]分量が多いことや、内容が豊富なこと。また、そのさま。「—な(の)ごちそう」「—な(の)プログラム」