とお‐の・く【遠退く】
[動カ五(四)] 1 遠くに離れる。遠ざかる。「寒さが—・く」「話し声が—・く」 2 関係が薄くなる。疎遠になる。また、間隔があく。「足が—・く」「連絡が—・く」
[動カ下二]「とおのける」...
とり‐はだ【鳥肌】
1 皮膚が、羽をむしり取った鳥の皮のようにぶつぶつになる現象。また、その肌。寒さや恐怖などによって立毛筋が収縮し毛が立って起こる。粟(あわ)はだ。「—が立つ」 2 ざらざらしている皮膚。鮫肌(さ...
鳥肌(とりはだ)が立(た)・つ
寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれる。鳥肌立(だ)つ。「怪談に—・つ」 [補説]近年、「名演奏に—・つ」のように、深い感動の表現としても用いられることがある。
どう‐ぶるい【胴震い】
[名](スル)寒さや恐れ・興奮などのために全身がふるえること。「緊張のあまり—する」
夏(なつ)歌(うた)う者(もの)は冬(ふゆ)泣(な)く
働ける夏に働かないで歌い暮らす者は、冬になって寒さと飢えに泣く。
なよろ‐ぼんち【名寄盆地】
北海道北部にある盆地。南北80キロメートル、東西10キロメートルの南北に細長い盆地。中央低地帯に属し、中心は名寄市。製材・酪農が盛ん。北海道でも特に寒さが厳しい。
何(なん)の其(そ)の
軽く受け流したり、反発したりする気持ちを表す。なにほどのことがあろうか。なんでもない。「寒さなんか—」
にく‐しょう【肉障】
唐の楊国忠(ようこくちゅう)が多くの美女を周囲に並べて、寒さ防ぎの屏風(びょうぶ)がわりにした故事。肉屏風。肉陣。
にじゅう‐く【二重苦】
二つの苦しみが重なること。「飢えと寒さの—に直面する」 [補説]「三重苦」に倣っていった語か。
はだ‐さむ【肌寒/膚寒】
秋が深くなって、肌に寒さを感じること。《季 秋》