しずま・る【静まる/鎮まる】
[動ラ五(四)] 1 物音がやんで静かになる。「会場が—・る」 2 勢力が衰える。威力がなくなる。「火事が—・る」「嵐が—・る」 3 騒動や混乱がなくなる。平穏になる。「動乱が—・る」 4 気持...
しず・める【静める/鎮める】
[動マ下一][文]しづ・む[マ下二]《「沈める」と同語源》 1 物音や声を小さくさせる。静かにさせる。「場内を—・める」「鳴りを—・める」 2 勢いをそぐ。「火事を—・める」「波を—・める」 3...
したた‐か【強か/健か】
[形動][文][ナリ] 1 粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。「世の中を—に生きる」「—な相手」 2 強く、しっかりしているさま。「—な後見役」「—な造りの家」 3...
したた‐に
[副]ひそかに。こっそり。「天飛(あまだ)む軽嬢子(かるをとめ)—も寄り寝て通れ軽嬢子ども」〈記・下・歌謡〉 [補説]しっかりと、確かに、の意とする説もある。
下紐(したひも)解(と)・く
(「解く」が四段活用の場合)《下紐を解いて衣服を脱ぐ意から》男女が共寝をする。「われならで—・くな朝顔の夕影またぬ花にはありとも」〈伊勢・三七〉
(「解く」が下二段活用の場合) 1 下紐が解...
しだり‐お【垂り尾】
長くたれた尾。「ひとり寝(ぬ)る山鳥の尾の—に霜おきまよふ床の月かげ」〈新古今・秋下〉
しつらい【設い】
1 「設(しつら)え」に同じ。「テーブル—をする」 2 (「室礼」「補理」とも書く)平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇(ひさし)に調度類を配置して室内の装飾としたこと。
しとね【茵/褥】
座るときや寝るときに下に敷く物。しきもの。ふとん。「草の—」
しどけ‐な・い
[形][文]しどけな・し[ク] 1 服装や髪が乱れていて、だらしがない。むぞうさで、しまりがない。「—・い寝巻姿」 2 うちとけた感じで、つくろわない。乱雑であるが、親しみを覚えて好ましい。「今...
しな
[接尾]動詞の連用形に付いて、…するとき、…するついで、などの意を表す。「寝—に本を読む」「帰り—に初めて口をきいた」