すん‐こく【寸刻】
わずかの時間。寸時。「—を争う」
すん‐ころ【寸頃】
人の身長、または、刀身の長さのぐあい。ほどよい長さ。「私の求めて参った粟田口は、—もよし」〈虎寛狂・粟田口〉
スンコロク
《タイの窯場の名スワンカロークから》タイ国で14世紀以降焼かれた陶器。桃山時代から江戸初期にかけて日本に舶載され、茶人が香合として珍重した。のち、タイ産の陶磁器の総称ともなった。 [補説]「宋胡...
すん‐ごう【寸毫】
きわめてわずかなこと。ほんの少し。「—も悪意はない」
すん‐し【寸志】
1 少しばかりの志。自分の志をへりくだっていう語。「—を表す」 2 心ばかりの贈り物。自分の贈り物をへりくだっていう語。贈り物ののし紙の上などに書かれる。 3 わずかなさしさわりや不満。「どうだ...
すん‐しゃく【寸借】
ちょっと借りること。また、少しばかりの金を借りること。
すん‐しゃく【寸尺】
《「寸」と「尺」が、尺貫法でよく用いられるところから》寸法。長さ。たけ。また、わずかの長さ。「—を争う」
すんしゃく‐さぎ【寸借詐欺】
すぐに返すと言って金品を借り、そのまま返さずにだまし取ること。
すん‐しょ【寸書】
短い手紙。また、自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。「—を呈する」
すん‐しん【寸心】
ほんの少しの気持ち。自分の気持ちをへりくだっていう語。寸志。