かんぜおん‐じ【観世音寺】
福岡県太宰府市にある天台宗の寺。山号は清水山。院号は普門院。開創は天平18年(746)、開山は満誓。筑紫で崩じた母斉明天皇のため天智天皇が発願建立した。天平宝字5年(761)に設けられた戒壇院は...
堪忍(かんにん)信濃(しなの)の善光寺(ぜんこうじ)
「かんにんしなさい」の意で、「しな」に「信濃」の「しな」を掛けて続けたむだ口。
かんのう‐じ【神呪寺】
兵庫県西宮市にある真言宗御室派の寺。山号は摩尼山。淳和天皇の妃如意尼が天長8年(831)に創建と伝える。現在の本堂は元禄9年(1696)再建のもの。空海の作と伝える本尊の如意輪観音は重文。甲山(...
じんじゅ‐じ【神呪寺】
⇒かんのうじ(神呪寺)
かんのん‐じ【観音寺】
⇒観世音寺(かんぜおんじ)
がくえん‐じ【鰐淵寺】
島根県出雲市別所町にある天台宗の寺。山号は浮浪山。院号は一乗院。開創は推古朝と伝える。神仏習合により出雲大社との関係が深い。また、南朝とのかかわりも多く、後醍醐(ごだいご)天皇の宸翰(しんかん)...
がごう‐じ【元興寺】
⇒がんごうじ(元興寺)
《昔、奈良の元興寺(がんごうじ)の鐘楼に鬼が出たという伝説から》鬼。また、鬼のような顔をして子供を脅すときに言う語。がごじ。がごぜ。「—が出でて、人を食ふと申すほどに...
がご‐じ【元興寺】
⇒がんごうじ(元興寺)
「がごうじ(元興寺)
」に同じ。
がんぎょう‐じ【元慶寺】
⇒がんけいじ(元慶寺)
がんけい‐じ【元慶寺】
京都市山科(やましな)区北花山河原町にある天台宗の寺。山号は華頂山。陽成天皇の出産に際して、貞観11年(869)遍昭が開創。後年、藤原兼家らの策謀によって、花山天皇はこの寺で出家した。花山寺。が...