ぜん‐げん【前言】
[名](スル) 1 前に言った言葉。「—を取り消す」 2 昔の人の言い残した言葉。 3 将来のことを前もって述べること。「過去に証して将来を—するまでのことにして」〈福沢・福翁百話〉
ぜん‐てい【前程】
行く先。行く手。また、将来のこと。前途。「なるほど舟の上では—の事は問わぬのであった」〈蘆花・思出の記〉
ぜん‐と【前途】
1 行く先。また、そこから目的地までの道のり。「—はほど遠い」「途中下車の—は無効になる乗車券」 2 将来。「会社の—を占う」「—を誤る」「—ある若者」「—有望」
ぜんと‐たなん【前途多難】
[名・形動]目的の達成まで障害の多いこと。将来に多くの困難が予想されること。また、そのさま。「—の様相を呈する」
そうきけんぜんか‐きじゅん【早期健全化基準】
地方公共団体の財政の健全性に関する基準の一。財政健全化法で規定された実質赤字比率・連結実質赤字比率・実質公債費比率・将来負担比率のいずれかで基準値を超えた場合、財政健全化団体として自主的・計画的...
そう‐けん【双肩】
左右両方の肩。多く、責任や義務を負うもののたとえにいう。両肩。「—に担う」「国の将来は若者の—にかかっている」
そうこ‐ほうし【桑弧蓬矢】
《男子が生まれたとき、桑の木で作った弓と蓬(よもぎ)の矢で天地四方を射て、将来の雄飛を祝ったという「礼記」射義にみえる中国古代の風習から》男子が志を立てること。
そうりん‐じ【双林寺】
京都市東山区にある天台宗の寺。山号は金玉山。延暦24年(805)に最澄が唐から将来した経巻・仏具を納めるために桓武天皇が創建。開山は最澄と伝える。延暦寺建立後はその別院。室町時代、国阿が中興し時...
そきゅう‐こう【遡及効】
法律や法律要件の効力が、その成立以前にさかのぼって及ぶこと。⇔将来効。
そ‐しつ【素質】
1 生まれつきもっている性質。「其品行の—は決して悪性なるに非ず」〈福沢・文明論之概略〉 2 将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。「音楽家としての—に恵まれる」