そん‐ちょう【尊長】
目上の人。長上。「—者」
そんちょう‐りゅう【尊朝流】
書道の青蓮院(しょうれんいん)流の一派。伏見宮邦輔親王(くにすけしんのう)の王子尊朝法親王(1552〜1597)が創始したもの。
そんちん‐りゅう【尊鎮流】
書道の青蓮院(しょうれんいん)流の一派。後柏原天皇の皇子尊鎮法親王(1504〜1550)が創始したもの。
そん‐どう【尊堂】
[名]他人を敬って、その住居をいう語。尊宅。お宅。「—御改築のよし」 [代]二人称の人代名詞。相手を敬っていう語。あなた様。手紙などで多く用いる。
そん‐おう【尊王/尊皇】
⇒そんのう(尊王)
そん‐のう【尊王/尊皇】
《「そんおう」の連声(れんじょう)》朝廷を尊ぶこと。勤王。
そんのう‐じょうい【尊王攘夷】
1 中国で、周の王室を尊敬し、異民族の中国侵犯を打ち払ったこと。 2 (「尊皇攘夷」とも書く)日本で江戸末期、尊王論と攘夷論とが結びついた政治思想。朱子学の系統を引く水戸学などに現れ、下級武士を...
そんのう‐ろん【尊王論/尊皇論】
皇室を神聖なものとして尊敬することを主張した思想。古代の天皇神聖の思想が近世において展開し、幕末には攘夷論と結び、明治維新には王政復古論として現れ、明治以後の絶対主義的天皇制の基礎となった。
そん‐ぱい【尊拝】
とうとびおがむこと。「日本国民の霊場として—する芝の山内に」〈福沢・福翁自伝〉
そん‐ぴ【尊卑】
身分などが尊いことと卑しいこと。貴賤(きせん)。「—貴賤の別なく」