くち‐のみ【口飲み/口呑み】
容器に入った水や酒などを、小さな器に移さずにそのまま飲むこと。「徳利から—にする」
くみだし‐ちゃわん【汲み出し茶碗】
茶の湯で、寄付(よりつき)や待合(まちあい)で用いる広口の小さな茶碗。香煎(こうせん)や昆布茶、桜湯などを入れて出す。勝手から湯を汲み入れて客に出すところからの名。汲み出し。
くよう‐もん【九曜紋】
紋所の名。中央の大きな円のまわりを八つの小さな円で囲んだもの。九曜。
クラインガルテン【(ドイツ)Kleingarten】
《「小さな庭」の意》ドイツを初めとするヨーロッパで盛んな市民農園の形態の一。比較的広い区画を長期間にわたって賃貸するもの。ラウベと呼ばれる小屋を備える。
くらやみ‐の‐きょうかい【暗闇の教会】
《Karanlık Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃れてキリスト教徒が造った、岩窟教会や修道院が集まるギョレメ野外博物館の教会の...
クリビッ【kulibit】
フィリピン、ルソン島北部の竹筒琴。竹自体から切り出した弦の両端に小さな柱(じ)を立て、両手の指で弦をはじいて奏する。クリビ。クリビット。
くるま‐とだな【車戸棚】
容易に動かせるように下部に小さな車輪をつけた戸棚。
くるま‐ど【車戸】
あけたてを滑らかにするため、下部に小さな車をつけた戸。
車(くるま)は三寸(さんずん)の轄(くさび)を以(もっ)て千里(せんり)を駆(か)く
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》小さなものでも大きな役割を果たすことができることのたとえ。
くろ‐まる【黒丸/黒円】
1 黒色の丸。 2 文字のわきにつける黒い点。傍点。また、語と語を区別するために、語間に用いる小さな黒い点。中黒(なかぐろ)。