さざ‐なみ【細波/小波/漣】
《古くは「ささなみ」》 1 細かに立つ波。さざれなみ。 2 心の小さな動揺。また、小さな争い・不和。「心に不安の—が広がる」「二国間に—が立ちはじめる」 滋賀県の琵琶湖西南沿岸一帯の古称。
さし‐そ・う【差(し)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「射し添う」とも書く)光がさして輝く。「夕日の薄赤く—・った小さな池」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 付け加わる。「心苦しくあはれに細かなる御思ひ—・ひて」〈夜の寝覚・四...
さし‐ば【差(し)歯】
1 足駄(あしだ)の台に歯を入れること。また、その歯。 2 歯が欠けたとき、根に小さな穴をあけて差し入れる人工の歯。
さ‐じょう【砂瓤】
柑橘類の果実の房(瓤嚢(じょうのう))の中に詰まっている、果汁を含んだ小さな果肉の粒のこと。
サッチャリズム【Thatcherism】
《「サッチャーイズム」とも》英国のサッチャー政権が1979年の就任以来とり続けた経済政策。財政引き締めにより「小さな政府」を目指した。
サテライト‐クリニック【satellite clinic】
大きな病院や病院グループが、交通の便のよい駅前などに開設し、外来診療を行う、直営の小さな診療所。サテライト診療所。
サテライト‐スタジオ【satellite studio】
放送局のスタジオから離れた街頭などに設けた小さなスタジオ。
さ‐なり【細鳴り】
小さな音。「歩(あり)くと言へども、—もなく、忍び歩きのていなり」〈伽・猫のさうし〉
さば【鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚、マサバとゴマサバの総称。体は紡錘形でやや側扁し、背びれ・尻びれの後方に小さなひれがいくつか並ぶ。世界に広く分布し、代表的な食用魚。《季 夏》「—釣や夜雨のあとの流れ汐...
サブシディアリティー【subsidiarity】
権限を分担すること。自治や問題解決はできるだけ小さな単位で行い、対応しきれない部分のみ大きな機関で補うこと。特に、EU(欧州連合)で、中央集権化を防ぐため加盟諸国に権限を分担する原則をいう。補完...