こ‐ばしり【小走り】
1 小またで走るように急いで歩くこと。「—に会議場に向かう」 2 昔、武家に仕えて雑用を務めた少女。
こ‐ばた【小旗】
1 小さな旗。 2 ⇒指小旗(さしこばた)
こばたけ‐ぞめ【小畠染】
江戸時代、延宝〜貞享(1673〜1688)ごろ、小畠了達や甥(おい)の吉右衛門らが染め出したというサラサ染め。しゃむろ染め。
こばたこへいじ【小幡小平次】
歌舞伎の一系統で、山東京伝の読本「復讐奇談安積沼(ふくしゅうきだんあさかのぬま)」を脚色したもの。妻の情夫に殺された旅役者小幡小平次のたたりを主題とした怪談物で、4世鶴屋南北、河竹黙阿弥らの作が...
こ‐ばたん【小巴旦】
オウム科の鳥。全長約35センチのオウム。全身白色で、羽冠は黄色く、やや上に反る。スラウェシ島やモルッカ諸島に分布。
こ‐ばち【小蜂】
1 膜翅(まくし)目コバチ上科の昆虫の総称。アシブトコバチ・イチジクコバチなど多くの科のものが含まれる。体長2、3ミリほどで、翅(はね)の脈が退化し、体色は金属光沢のあるものが多い。他の昆虫や植...
こ‐ばち【小鉢】
小形の鉢。小さな食器や植木鉢をいう。また、そのような器に盛られた料理。
こ‐ばな【小鼻】
鼻の下部で左右に膨らんだところ。鼻翼。「—を膨らませる」
小鼻(こばな)が落(お)・ちる
病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。「平吉の顔は…—・ちて、脣(くちびる)の色が変って」〈芥川・ひょっとこ〉
こ‐ばなし【小話/小咄/小噺】
気のきいた短い話。一口話(ひとくちばなし)。また、短い落語や落語のまくらに用いる笑話。