とく‐ど【得度】
[名](スル)《「度」は、梵pāramitā(波羅蜜(はらみつ)と音写)の訳》 1 生死の苦海を渡って涅槃(ねはん)の彼岸に至ること。 2 出家して僧や尼になること。「幼くして—する」
床(とこ)離(はな)・る
夫婦関係がなくなる。離婚する。「年ごろ相馴れたる妻(め)、やうやう—・れてつひに尼になりて」〈伊勢・一六〉
とだ‐じょう【富田城】
島根県安来(やすぎ)市にあった城。戦国大名尼子氏の本城で、永禄9年(1566)毛利軍に攻められて落城。富田月山城(とだがっさんじょう)。
とよかわ‐いなり【豊川稲荷】
愛知県豊川市にある曹洞宗の寺、妙厳寺(みょうごんじ)の通称。山号は円福山。開創は嘉吉元年(1441)、開山は東海義易。義易が刻んだ仏法守護の吒枳尼天(だきにてん)(稲荷の本地仏)を安置したのが始...
ドゥプトプ‐にそういん【ドゥプトプ尼僧院】
《Drubthob Gompa》ブータンの首都ティンプーにある尼僧院。20世紀に建立。ブータン各地に鉄の吊り橋を伝えたとされる、15世紀チベットの高僧タントン=ギャルポが瞑想を行った場所とされる...
どう‐てい【童貞】
1 まだ異性と肉体関係をもったことがないこと。また、その人。ふつう男性にいう。 2 カトリック教の尼僧。
どうみょう‐じ【道明寺】
大阪府藤井寺市にある真言宗御室(おむろ)派の尼寺。山号は蓮土山。推古天皇の時代、菅原氏の祖である土師連八島(はじのむらじやしま)が自宅を寺として土師寺と称したのが始まりといわれる。道真の没...
ど・する【度する】
[動サ変][文]ど・す[サ変] 1 道理を言い聞かせて理解させる。納得させる。→度し難い 2 仏が悟りの境地に導く。済度する。「菩薩、道(だう)を成(じゃう)じ給はん時に先づ我を—・し給へ」〈今...
ど‐ちょう【度牒】
律令制で、僧尼になることを許可した公文書。受戒の年月日が記入され、官印がある。度縁。告牒。公験(くげん)。→戒牒(かいちょう)
な
[終助] 1 動詞・動詞型助動詞の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。禁止の意を表す。「油断する—」「まだ帰る—」「かの尼君などの聞かむに、おどろおどろしく言ふ—」〈源・夕顔〉 2 《補助動詞...