おか‐でら【岡寺】
奈良県高市郡明日香村岡にある真言宗豊山派の寺。山号は東光山。正しくは竜蓋寺。天智天皇2年(663)、天皇が義淵に岡本宮を与え、寺としたのに始まるという。初めは法相宗。西国三十三所第7番札所。義淵...
おか‐とらのお【岡虎の尾】
サクラソウ科の多年草。山野に生え、高さ0.6〜1メートル。地下茎で繁殖し、葉は長楕円形で両端がとがる。夏、茎の頂に、白色の小花が集まって尾状に咲く。とらのお。
おか‐はるお【岡晴夫】
[1916〜1970]歌手。千葉の生まれ。本名、佐々木辰夫。鼻にかかった甘い歌声で人気を博し、デビューの昭和14年(1939)から昭和20年代にかけて活躍。「オカッパル」の愛称で親しまれた。ヒッ...
おか‐ばしょ【岡場所】
《吉原に対して、「傍(おか)」、すなわち、わきの場所の意》江戸で、官許の吉原に対し、非公認の深川・品川・新宿などの遊里。→吉原
おか‐び【岡辺】
「おかべ(岡辺)」に同じ。「ほととぎす鳴きて過ぎにし—から秋風吹きぬよしもあらなくに」〈万・三九四六〉
おか‐べ【岡辺/丘辺】
《古くは「おかへ」》丘のほとり。丘のあたり。「父の家から六七丁も隔った山寄りの—で」〈嘉村・秋立つまで〉
おかべ【岡部】
静岡県藤枝市の地名。宇津ノ谷(うつのや)峠の西にあり、もと東海道五十三次の宿駅。
おかべ‐ちょう【岡部町】
⇒岡部
おか‐ぼれ【傍惚れ/岡惚れ】
[名](スル)他人の恋人や親しい交際もない相手をわきから恋すること。自分のほうだけがひそかに恋していること。また、その相手。「同僚の妻君に—する」
おか‐み【岡見】
1 大晦日(おおみそか)の夜、蓑(みの)を逆さに着て岡に登り、自分の家のほうを見て翌年の吉凶を占った行事。逆さ蓑。《季 冬》「この村に長生多き—哉/召波」 2 「傍目(おかめ)」に同じ。