かわすみたいこうき【川角太閤記】
江戸初期の軍記。5巻。川角三郎右衛門著といわれる。元和年間(1615〜1624)ごろの成立。豊臣秀吉の軍功を中心にした一代記。→太閤記
かわ‐せ【川瀬】
川底が浅く、流れの速い所。瀬。
かわ‐せがき【川施餓鬼】
水死人の霊を弔うために、川岸や舟の上で行う施餓鬼供養。《季 秋》
かわ‐せせり【川せせり】
「川狩り」に同じ。
かわ‐せみ【翡翠/川蝉】
1 ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17センチくらい。頭から背にかけて光沢のある青緑色、腹は栗色。くちばしは大きく、黒色で、雌は下くちばしが赤。水に飛び込んで魚を捕って食べる。ユーラシアに分布...
かわ‐ぞい【川沿い】
川に沿っていること。また、その場所。かわべ。
かわ‐ぞこ【川底/河底】
川の底。
かわ‐たけ【川竹/河竹】
1 川のほとりに生えている竹。 2 メダケ、またはマダケの別名。 3 《川竹の流れの身から》遊女。遊女の身の上。「いづれも—なれば、ただただ後世を願ひ」〈難波鉦・四〉
かわたけ‐の【川竹の】
[枕]川竹が水に流される意で「流る」に、また竹の節(よ)と同音の「世」に掛かる。「—世にためしなき名をや流さん」〈平家・一〉
川竹(かわたけ)の流(なが)れの身(み)
浮き沈みして定めない遊女の身の上。「憂き節繁き—こそ悲しけれ」〈謡・班女〉