かわ‐たろう【河太郎/川太郎】
《「がわたろう」とも》 1 河童(かっぱ)の異称。かわたろ。 2 漆器の薄茶器で、蓋の上側が丸くくぼんでいるもの。河童の皿に似るとしていう。河太郎形。
かわだ【川田】
姓氏の一。 [補説]「川田」姓の人物川田甕江(かわだおうこう)川田小一郎(かわだこいちろう)川田順(かわだじゅん)
かわ‐だち【川立ち】
川辺に生まれ、水になじんで育つこと。また、水泳のうまい人。「—の上手(じゃうず)一人来たり」〈咄・醒睡笑・一〉
川立(かわだ)ちは川(かわ)で果(は)てる
その人の得意の技が、身を滅ぼすもとになることのたとえ。→川立ち
かわ‐ちどり【川千鳥】
川にいるチドリ。川辺に集まるチドリ。《季 冬》
かわ‐ぢしゃ【川萵苣】
オオバコ科の越年草。湿地に生え、高さ20〜60センチ。葉はチシャに似る。5、6月ごろ、白い小花を総状につける。
かわっ‐ぷち【川っ縁】
《「かわぶち」の音変化》川のほとり。かわばた。かわべり。
かわ‐づ【川津】
1 川の船着き場。川の渡し場。「彦星(ひこほし)の川瀬を渡るさ小舟(をふね)のえ行きて泊(は)てむ—し思ほゆ」〈万・二〇九一〉 2 川辺の物洗い場。「草津川と云ふ—に行きて衣を洗ふ時に」〈今昔・...
かわ‐づかえ【川支え】
「川止め」に同じ。「大井川の—にて」〈滑・膝栗毛・三〉
かわ‐づたい【川伝い】
川に沿って行くこと。