しゃり‐とう【舎利塔】
仏舎利を納める塔。仏塔を意味するが、中国・日本などでは室内に安置する仏塔形の小型の工芸品をさすことも多い。後世、水晶珠など小粒の硬い石を納め、仏舎利と同様に尊崇した。
シャンブルズ【Shambles】
英国イングランド北東部の都市ヨークにある石畳の細い通り。中世の木骨造りの建物が両脇に並ぶ。階が上がるにつれ軒がせり出しているのは、中世から近世にかけて、軒下に肉を吊り下げて売っていた名残だという...
しろ‐ちょうがい【白蝶貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はアコヤガイに似るが、大形で、殻表は黄褐色、内面は真珠色。真珠養殖の母貝となり、殻はボタンや工芸品の材料。熱帯太平洋に分布。
しん‐ちゅう【真鍮】
銅と亜鉛との合金。黄色でさびにくく、鋳造・加工が容易なので、機械器具・日用品・工芸品などに広く用いられる。黄銅(おうどう)。
ジェー‐シー‐ディー‐エー【JCDA】
《Japan Craft Design Association》日本クラフトデザイン協会。手工芸品の普及、デザインの向上を図る団体。昭和31年(1956)創設の日本デザイナークラフトマン協会(J...
じ‐もん【地紋/地文】
1 織り方の組織や糸使いの変化によって織物の地に織り出した文様。特に、染めや刺繍などの生地の文様についていう。 2 工芸品や証券・新聞などの印刷物で、地の模様。
じょうて‐もの【上手物】
精巧に作られた高価な工芸品。⇔下手物(げてもの)。
じんだい‐すぎ【神代杉】
水中・土中にうずもれて長い年月を経過した杉材。過去に火山灰の中に埋もれたものという。青黒く、木目が細かく美しい。伊豆半島・箱根・京都・福井・屋久島などから掘り出され、工芸品や天井板などの材料とし...
スキロス‐とう【スキロス島】
《Skyros/Σκύρος》ギリシャ、エーゲ海西部の島。スポラデス諸島に属し、最も面積が大きい。北部は森に覆われ標高792メートルのオリンポス山があり、南部は荒涼とした岩がちの土地が広がる。島...
ず‐あん【図案】
美術品・工芸品や一般工作物の製作に際し、あらかじめ意匠や考案を図に表したもの。また、装飾に用いる絵や模様。デザイン。