ぼうしつ‐べん【房室弁】
心房と心室の境にある弁。左房室弁を僧帽弁・二尖弁(にせんべん)、右房室弁を三尖弁ともよぶ。
ぼうりょく【暴力】
武田麟太郎の小説。昭和4年(1929)「文芸春秋」誌に発表するが、左翼的傾向から発禁処分を受け、雑誌は本作を削除して発売された。
ぼく‐や【僕射】
1 中国の官名。左右各1名が置かれる。秦代に始まり、唐・宋時代は宰相の任にあたった。 2 左大臣・右大臣の唐名。
ボノボ【bonobo】
霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される哺乳類。コンゴ民主共和国のコンゴ川左岸の森林に分布する。以前はピグミーチンパンジーと呼ばれた。 [補説]チンパンジーに似るが、やや小形で顔が黒い。また、メス...
墓木(ぼぼく)已(すで)に拱(きょう)す
《「左伝」僖公三二年から》墓に植えた木が一抱えもあるほどの太さに成長している。死後長い年月が経った意に、また、相手を死にぞこないとののしる言葉として用いる。
ボリシェビキ【(ロシア)Bol'sheviki】
《多数派の意。「ボルシェビキ」とも》1903年にロシア社会民主労働党が二派に分裂したとき、レーニンの率いた左翼の多数派。ソ連共産党の前身。→メンシェビキ
ぼん‐てん【梵天】
《(梵)Brahmanの訳。「ぼんでん」とも》
古代インドで世界の創造主、宇宙の根源とされたブラフマンを神格化したもの。仏教に取り入れられて仏法護持の神となった。色界の初禅天の王。十二天・...
ポルタティフ【(ドイツ)Portativ】
主に、12〜15世紀に用いられた小型のパイプオルガンの一種。ひざにのせるか、あるいは首からつるすかして楽器を保持し、左手でふいごを動かして右手で鍵(けん)を操作する。→ポジティフ
ポート【port】
1 港。波止場。「ヘリ—」 2 船の左舷(さげん)。また、取り舵(かじ)。⇔スターボート。 3 コンピューターと周辺装置を接続するためのコネクターや端子。接続する機器に応じて「プリンターポート」...
まあみ‐ぶね【真網船】
真網を受け持つ船。左側を受け持つ逆網(さかあみ)船に対し親船となる。