もう‐まく【網膜】
眼球を覆う最も内側の膜。目の最も重要な部分で、外界の光を受けて像を結ぶ。視細胞と視神経の末端とが分布していて、視細胞から刺激が視神経によって脳に伝えられ、色や明暗を識別する。 [補説]神経網膜と...
もく‐ぎょ【木魚】
1 読経のときにたたいて鳴らす木製の仏具。丸くて中空で、表に魚鱗(ぎょりん)を彫刻してある。布などで先端を包んだ棒で打つ。 2 禅寺で庫裏(くり)につるし、食事時に打ち鳴らした魚形の木の板。
もくせい‐しだ【木生羊歯】
茎が太くて高さ数メートルにもなり、木のようなシダ。葉は茎の先に集まってつく。亜熱帯から熱帯に分布。ヘゴ・マルハチなど。
もくはん‐いんさつ【木版印刷】
木の板目または木口(こぐち)の面に図画・文字などを彫刻して版を作り、これにインキを塗布して紙をのせ、紙背からこすって印刷すること。また、その印刷物。
もく‐もく
[副](スル) 1 煙・雲などが次から次へとわき出るさま。「—(と)煙が立ちのぼる」 2 一部分が盛り上がったり、うごめいたりするさま。「布団が—と動く」 3 物をほおばって口を動かすさま。もぐ...
もくよく‐かいめん【沐浴海綿】
モクヨクカイメン科の海綿動物。体は褐色または黒色の塊状で、海綿質が発達し、骨片はない。地中海・カリブ海・フィリピンなどに分布。乾燥・漂白して事務用品・化粧用スポンジなどに用いる。ゆあみかいめん。
もぐら【土竜/鼹鼠】
1 モグラ科の哺乳類。体長約15センチで尾は短い。毛は黒褐色のビロード状。地中にすみ、目は退化している。前足は大きくシャベル状で、地表近くをトンネルを掘って進み、ミミズなどを食べる。本州・四国・...
もぐり‐こ・む【潜り込む】
[動マ五(四)] 1 水中や物の下などに入り込む。「布団に—・む」 2 ひそかにその中に入り込む。潜入する。また、正規の手段をとらないで入り込む。「敵地に—・む」「コネを利用して今の会社に—・む」
も‐こう【帽額】
1 御簾(みす)や御帳(みちょう)の懸けぎわを飾るために、上長押(うわなげし)に沿って横に引き回す布帛(ふはく)。水引幕の類。額隠(ひたいかく)し。 2 《1の文様として使用されたところから》窠...
もしき‐ち【模式地】
ある固有の名称でよばれる地層が分布する代表的な地点。国際地質科学連合(IUGS)が地質学上の世界的な基準地として認めた場合は、国際標準模式地とよばれる。