やま‐の‐て【山の手】
1 「やまて1」に同じ。 2 都会で、高台にある町。多く住宅地になっている。東京では区部の西側の台地の区域をいう。江戸時代は本郷・小石川・牛込・四谷・赤坂・青山・麻布などの台地の地域を称し、武家...
やま‐まゆ【山繭/天蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫...
やま‐むすめ【山娘】
カラス科の鳥。全長64センチくらいで、尾が非常に長い。頭が黒く、体は藍青色、尾羽の先が白、くちばしと脚が赤色。台湾にのみ分布し、山中に小群で暮らす。台湾藍鵲。
や‐もり【守宮/家守】
有鱗(ゆうりん)目ヤモリ科の爬虫(はちゅう)類。人家や周辺の林にすむ。体長約12センチ。尾はその半分を占め、自切・再生する。体色は灰褐色で暗色の斑紋がある。目のまぶたは動かない。四肢の指先は太く...
やり‐たなご【槍鱮】
コイ科の淡水魚。全長約10センチ。体高がやや高く、側扁し、口ひげは長い。体色は青みがかった銀白色。産卵期の雄は、えらぶたから体側にかけて赤紅色、腹面が黒色の婚姻色を示す。日本産タナゴ類の中で分布...
やわら‐か【柔らか/軟らか】
[形動][文][ナリ] 1 ふっくらとして堅くないさま。また、しなやかなさま。「—な餅」「—な布団」「—なからだ」 2 おだやかなさま。柔和なさま。「—な日ざし」「—な言い方」 3 堅苦しくない...
やわらか・い【柔らかい/軟らかい】
[形][文]やはらか・し[ク]《形容動詞「やわらか」の形容詞化》 1 ふっくらとして堅くない。また、しなやかである。「—・い食べ物」「—・い毛布」「足腰が—・い」⇔かたい。 2 おだやかである。...
ヤンガードリアス‐き【ヤンガードリアス期】
《Younger Dryas event》最終氷期が終わり、温暖だった最初の亜間氷期後に続いた亜氷期。更新世末期、約1万2900年前から約1300年間にわたって続いた。名称は、冷温帯・高山帯に分...
ゆい‐きょう【遺教】
《「ゆいぎょう」とも》 1 教えをのちの世に残すこと。また、その教え。 2 釈迦(しゃか)の説いて残した教え。仏教のこと。「これより漢土の仏法は弘まりて—今に流布せり」〈太平記・二四〉
ゆうきはくまくがた‐たいようでんち【有機薄膜型太陽電池】
導電性高分子やフラーレンなどの有機半導体の薄膜を利用した太陽電池。プラスチックフィルムなどへの塗布が容易なため、軽量かつ柔軟性に富む大面積の太陽電池を安価に製造できるという利点をもつ。エネルギー...