ラス‐メドゥラス【Las Médulas】
スペイン北部の町ポンフェラーダの南西約20キロメートルにある、ローマ帝国時代の遺跡。古代ローマ人が採掘した金鉱の跡で、残土が堆積して、高さ100メートル以上の小山となり、20平方キロメートルにわ...
ラッカ【Raqqa】
シリア北部の都市。ユーフラテス川中流域に位置する。紀元前3世紀のセレウコス朝時代の古代都市に起源し、東ローマ帝国、ウマイヤ朝、アッバース朝の支配を経て発展。13世紀にモンゴル帝国の攻撃を受けて衰...
ラテン‐ご【ラテン語】
インド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。古代ローマ人の用いた言語。ローマ帝国崩壊後も、ローマ‐カトリック教会の公用語として今日まで保たれ、また、ヨーロッパの共通の文語として中世から近...
ラテン‐ていこく【ラテン帝国】
1204年、第4回十字軍が東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルを占領して建てた国。フランドル伯ボードアンを初代皇帝としたが、1261年、東ローマ帝国に滅ぼされた。
ラベンナ【Ravenna】
イタリア北東部の工業都市。アドリア海近くにあり、古代ローマの艦隊根拠地として発展。西ローマ帝国の帝都、東ゴート王国の首都として繁栄、16世紀初めローマ教皇領となった。ビザンチン式モザイクの施され...
ラホール【Lahore】
パキスタン北東部の商業都市。パンジャブ州の州都。ムガル帝国時代に繁栄し、大規模なイスラム寺院のバードシャーヒーモスクが残るほか、ラホール城とシャーラマール庭園が世界遺産(文化遺産)に登録された。...
ラホール‐じょう【ラホール城】
《Lahore Fort》パキスタン北東部、パンジャブ州の都市ラホールにある城塞。旧市街北西部に位置する。11世紀のガズナ朝時代以前の築城とされ、ムガル帝国時代に多くの建物が建造された。周囲を城...
ラ‐マルサ【La Marsa】
チュニジア北部の町。首都チュニスの北東約20キロメートルに位置し、地中海のチュニス湾に面する。高級住宅地、別荘地として知られる。オスマン帝国時代の宮殿などがあり、現在は各国大使の邸宅として利用さ...
ララ‐ムスタファ‐パシャ‐モスク【Lala Mustafa Paşa Mosque】
キプロス北部の港町ファマグスタにあるイスラム寺院。元はフランスのリュジニャン家統治下の14世紀に、フランス風ゴシック様式で建造された聖ニコラ大聖堂。16世紀になると、オスマン帝国支配の下、イスラ...
ラリサ【Larisa/Λάρισα】
ギリシャ中部、テッサリア地方の都市。ビニオス川沿いに位置する。古くから交通の要地であり、紀元前6世紀より同地方の中心都市となった。ローマ帝国分裂後、東ローマ帝国領となり、ブルガリア帝国、セルビア...