ゲディミナス‐じょう【ゲディミナス城】
《Gedimino pilis》リトアニアの首都ビリニュスの旧市街にあった城。14世紀に大公ゲディミナスがトラカイから同地に遷都した際に建設が始まったとされる。先に、丘の上にゲディミナス城(上の...
げんしゅ‐せい【元首政】
古代ローマで、オクタビアヌスによって確立された帝政初期の政体。共和制の伝統を尊重した帝政で、皇帝はプリンケプス(第一の市民、元首)として統治した。3世紀ごろまで続き、専制君主政に移行。元首政治。...
げんろう‐いん【元老院】
1 古代ローマの立法・諮問機関。共和政期には政治の運営の中心機関となったが、帝政期には権限が縮小された。 2 明治8年(1875)左院の後身として設置された立法機関。明治23年(1890)帝国議...
コロヌス【(ラテン)colonus】
ローマ帝政末期の小作人。土地に縛られて移転の自由をもたず、中世ヨーロッパの農奴の先駆的存在とされる。土地付き小作人。
コンピエーニュ‐きゅうでん【コンピエーニュ宮殿】
《Château de Compiègne》フランス北部、オワーズ県の都市、コンピエーニュにある宮殿。メロビング朝の宮廷があった場所にルイ15世が宮殿を建造、18世紀末にナポレオン1世が改築し、...
さんごく‐きょうしょう【三国協商】
1891年の露仏同盟、1904年の英仏協商、1907年の英露協商によって生まれたイギリス・フランス・ロシア3国の同盟関係のこと。ドイツ包囲を目的とし、三国同盟に対抗したもの。革命による帝政ロシア...
シェレメチェフ‐きゅうでん【シェレメチェフ宮殿】
《Sheremetevskiy dvorets/Шереметевский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある宮殿。フォンタンカ川に面する。18世紀...
しゃかいかくめい‐とう【社会革命党】
ロシア帝政時代の政党。1901年創立。ナロードニキの流れをくみ、専制の打倒と土地革命を目標とした。二月革命によって政権をになったが、十月革命後は左右に分裂して勢力を失った。略称はSR(エスエル)。
しゅうりや【修理屋】
《原題The Fixer》マラマッドの小説。1967年刊。帝政時代末期のロシアを舞台とする歴史小説で、全米図書賞を受賞。
シュリーフェン‐プラン【Schlieffen plan】
帝政ドイツで考案された、フランス侵攻のための作戦。フランス側の防御が固い独仏国境でなく、中立国のベルギー領を侵犯・通過するルートならばフランスを短期間で攻め落とせるとするもの。1905年にドイツ...