カバラ【Kavala/Καβαλα】
ギリシャ北部、マケドニア地方東部の港湾都市。エーゲ海北岸、カバラ湾に面する港をもち、タバコの集散地として有名。古代ローマ時代より、古代都市フィリピの外港として栄えた。東ローマ帝国時代の城塞、オス...
カパック‐ニャン【Qhapaq Ñan】
南アメリカ、アンデス山脈一帯にインカ帝国がつくった道路網。ケチュア語で「偉大なる道」を意味する。アルゼンチン・チリ・ボリビア・コロンビア・ペルー・エクアドルの6か国にまたがり、全長3万キロメート...
カピトリーノ‐しんでん【カピトリーノ神殿】
《Tempio Capitolino》イタリア北部、ロンバルディア州の都市ブレシアにある古代ローマ時代の神殿跡。ローマ皇帝ウェスパシアヌスにより1世紀に建造された神殿と公共広場の遺跡がある。出土...
カフラマンマラシュ【Kahramanmaraş】
トルコ南東部の都市。通称マラシュ。第一次大戦後の祖国解放戦争において、フランス軍・アルメニア軍に対し勇敢に抗戦したことを称え、「カフラマン(英雄)」の称号が与えられた。ヒッタイト帝国以来の歴史が...
カプツィーナー‐きょうかい【カプツィーナー教会】
《Kapuzinerkirche》オーストリアの首都、ウィーンの旧市街、王宮の近くにある教会。地下に皇帝納骨所があり、マリア=テレジアとフランツ1世、フランツ=ヨーゼフ1世と皇后エリーザベトなど...
カプリ【Capri】
イタリア南部、ナポリ湾の南に浮かぶカプリ島東部の一地区。同島の中心地であり観光客向けのホテルが多い。ナポリからのフェリーが寄港するマリーナグランデとケーブルカーで結ばれる。14世紀に建てられたカ...
壁(かべ)の中(なか)の書(ふみ)
《孔子の旧宅の壁の中から、秦の始皇帝の焚書を避けて隠しておいた書物が漢代に発見されたという「漢書」芸文志の故事から》「古文尚書」「古文孝経」などの儒学の書物。壁中書(へきちゅうしょ)。
かみそり【剃刀】
中村吉蔵の戯曲。1幕。大正3年(1914)10月、帝国劇場にて芸術座が初演。大正時代の社会劇の代表的作品。
かめのうえ‐の‐やま【亀の上の山】
《「列子」湯問に、天帝の命により15匹の大亀が首で支えているとあるところから》蓬莱(ほうらい)山の異称。亀山(かめやま)。
カメルゲルスキー‐どおり【カメルゲルスキー通り】
《Kamergerskiy pereulok/Камергерский переулок》ロシア連邦の首都モスクワの中心部にある通り。クレムリンの北側、トベルスカヤ通りに接する。名称は帝政ロシア...